Discussion Discussion Discussion

最近はエンゲージメントの仮説をつくって検証の計画を立てている。
自分ひとりの中でぐるぐるとやっているとだんだんと想像力が鈍くなってくるのを感じる。
使う道具を変える
考える場所を変える
考える順番を変える
目的/アウトプット(ゴール)から筋道を再確認する
etc…
色々やってみてもどうもイメージが生き生きとしていないというか、鮮やかでない。少しもやがかかったような、くすんだような感覚になる。
そんな時、人と話ができると往々にしてまた想像力が回復する。想像が膨らむ。頭の中でプロジェクトの終わりであり描く仮説を検証した先にあるものが鮮やかになってくる。
このとき、どういうタイプの人とディスカッションをするかが結構大事になってくるのだけどそれはまた機会を見て書きたいと思う。

amalfi DELLA SERA

今日は会社の友達と七里ヶ浜のamalfi DELLA SERAへ。湘南の海、江ノ島、江ノ電等、東京へきて初めて訪れた(サザンの歌で”夏”を思わせる雰囲気の地なのだというイメージだけもっていた)。
少しもやがかかってはいたのだけど、やはり夏・海というのは良かった。
料理もおいしく、ゆっくりとした時間を過ごすことができた。
この日はお祭りだったようで(おそらく江の島天王祭)、往復の電車の中からその様子を見ることができた。社内から祭りの写真を撮っている人がいれば、外から江ノ電の写真を撮っている人もいる。見ていて面白かった。
帰り、眠い目をこすりながら外を見てみると、徐々に日が落ち、雲がオレンジ色に染まりつつあった。

バーベキュー

土曜日は友達の実家に招待いただいてバーベキュー。東京から小一時間電車で離れるとそこは自分の田舎を思い出させるような長閑な風景が広がっていた。
ホストの友達の小学校からの友達夫婦や隣の家の息子さんも集まって自己紹介やら他己紹介やらを飛び交わせつつのんびりバーベキュー。
本格的に鯛の塩釜焼きやチキンの丸焼きなどもでてくる。びっくり。
途中夕立がありつつも、最後はチキンでだしをとったラーメンまでいただいて一日を堪能した。
この7月からコンサルになった友達は早速徐々にロジカルに。自分も過去に通った道だし、不自然さや偏りも含めてほほえましかった。

カタヅケ

最近、部屋の中に新しいものが増え(特に(ほとんどが)本)、どんどん部屋が狭くなっているのを感じていた。僕はあまりまめに掃除をするタイプではないのだけど、閾値を超えると本格的に掃除をし始める(閾値、高いですが。。。)。
ということで最近まず部屋の中のものを捨て始めている。学生時代から使っていた(今は使わなくなっている)ものもあり、いざ捨てようとそれと向かい合うと色々な思い出があって少し寂しくもある。でも少し考えてみれば、思い出のトリガーはそのものだけではないし、それの代わりに新しいスペース・ものを生み出すことで新しい思い出もまたつくられていくわけだ。
今回は3年前くらいに購入したこのソファも処分する。
無秩序にものが置かれている部屋をスッキリさせていく過程で、自分の頭の中も整理されていくようで心地よい。

ロジカルリスニング

ロジカル・リスニング
船川 淳志 (著)
以前に流し読みしていた一冊。いつだったか友達コンサルタントに”インタビューとかコミュニケーション系で何かいい本ない?”と聞かれていたのでオススメした。その内容を再確認する意味で、また自分でも今一度相手の話をちゃんと聞くという基本を確認する意味で読み返した。
ロジカルリスニングというタイトルではあるが、内容は(そのために必要な)クリティカルシンキングであり、ダイアローグであり、傾聴であり、会議の準備・ファシリテーションの手法でありと人のインプット/アウトプットについて幅広くおさえている。一つ一つのボリュームは限られるがエッセンスを一通りおさえるには良い本だと思う。

P.3
「あの人はなかなか話してくれないし、口を開けば、何を言いたいのかさっぱりわからない。第一、こちらの話を聞こうともしない」
(中略)
相手のせいにする前に、
「自分はあの人がどれだけ話しやすい環境を提供したのか?相手の発言をどこまで理解しようとしたのか?発言の中の隠れた前提を考えてみただろうか?また、こちらの話を聞いてもらえる環境づくりをしtだろうか?」
と考えるところから始めなければならない。

P.32
「話せばわかる」と思い込むのも、「人を意のままに動かす」なんて考えるのも、人間の驕り以外の何ものでもない。

P.120
「妥当な反論」とは発言者の人格を攻撃したり、相手の発言を無視して自分の主張を述べることではない。あくまでも、発言者の論理構成に注意を払って、もし論理的な弱さがあればそこを指摘するものだ。言い換えれば、かみ合う議論でもある。

P.166
話す自由は相手にあり

P.186
(補足:会話の相手と協力関係が築けていない状態えあればまずそこを構築する必要がある、という話に続いて)相手がドッジボールのつもりでボールを投げても、こちらはキャッチボールのスタンスで誠心誠意投げ返す

P.202-203
高い成果を出せるチームの特徴
(1) 目的とアウトプット(成果物)がメンバー間で確認され、共有されている
(2) メンバーの参画を高めながら議論を進められるファシリテーター型のリーダーがいる
(3) 個人作業と共同作業のバランスがとれている
(4) プロセスの進捗とチームワークのモニタリングができている
(5) 忌憚のない、かつ建設的なディスカッションができている
(6) 問題解決と意思決定のツールに関する共通言語を共有している
(7) アウトプットを出すことにモチベーションが高い

成果を出せないグループの特徴は、先の要件が反対なのだ。指示を聞いていないため、アウトプットが不明確なチーム。聞き間違いをして、そのかわり思い込みの強い人が他の参加者を勢いだけで説得しながら進めるチーム。誰もが遠慮して議論を進めることなく、部屋がシーンとしているチームなどなど様々だ。