空・同窓会・親友の子どもの成長・今年の振り返り

今年も残すところ後6時間弱。実家に帰ってきてからの年末の日記と今年の振り返りを。

実家に返ってくるとぼーっと空を眺める時間が増える。朝→昼→夕方→夜と空を見ていると本来の時間の流れるスピードを感じることができるかつ癒されます(思っていたよりゆっくりなようで結構早い)。
同窓会
30日は高校の同窓会。会場が高校近くだったので電車に乗って会場に向かう時点で登校していた頃を思い出す。少し早めについたので高校へぶらり。コンビニがあったり、当時とは違うお店になっていたりと弱冠の変化はあるものの懐かしい街並。
大学も同じメンバーはかなり頻繁にあっているのだけど中には高校卒業後初めて会うくらいのクラスメイトもいたりして何かと盛り上がる。同窓というつながりがこんなにいいものだとは。貴重なものだと思う。親友夫婦が連れてきた3人の子供たちは最初は緊張して静かにしていたのだけど会場が盛り上がるに連れてテンションもあがり大はしゃぎ。すっかり人気ものになっていた。2次会までを終えて、親友夫婦宅へ急遽お邪魔する。結局朝まで飲んでしまった。。。急遽仕事帰りの友達も朝方まで合流して。この年の瀬にお世話になってしまうとは。それにしても今年はやりたいことがあって実家に帰ってくる時間をとっていなかったので久しぶりで色んな話に花が咲く。オトナになったものだ。
友達の子どもの成長
子どもが3人いる親友宅の寝室で川の字の一画を担って寝たというだけで楽しかった。早朝寝ぼけた長男におかあさんと間違えられて起こされたり、更に早朝既に元気いっぱいの長男次男に起こされて一緒に遊んでいるお母さんに尊敬の念を抱きつつそっと布団にもぐっていたり(一緒に朝まで飲んでいたのに。。)。圧倒的に目覚めないお父さんに、あいかわらずだな。。。と思いながらそっと布団に(ry
甘えさせてもらってしまった。
しかし起床後は子供たちとひたすら遊んだ。ポケモンフィギア相撲、wiiパーティ、ポケモンカードゲーム、その他諸々。子供たちと遊ぶのは頭の中を空っぽにして楽しめるから好きだ。たまに来て遊んでもらうのと自分の子どもとして日々生活を共にしているのとでは大きく違うのだと思うが。
全力で遊ばせてもらった。相撲もwiiパーティもポケモンカードも同じ目線で、本気でやって、勝った :P(たまに負けるとやっぱり悔しい)
wiiに集中する長男、たまに参加するけど離れてみている次男、お昼寝の長女(末っ子)。長男の鉄棒の腕前は早くも相当なものに。負けたかな。。。期せずして昔からお世話になっている親友のお父さんお母さんともお話。コーヒーを飲みながら近況報告そして御礼。
今年の振り返り
今年はほんとうにあっという間の一年だった。時間の使い方を大きく変えて平日は仕事、休日は仕事と目標に向けた活動に多くの時間を投下してきた。
仕事はイノベーションマネジメントに集中していた頃と比べて、既存事業の戦略含めた、より広い視点を持ってクライアントのグローバル展開・新興市場深耕をテーマに取り組んできた。クライアント企業がもっている事業のグローバル展開におけるissueと現実が見えるとともに自分の力の至らない部分や気づいていなかった強みというか仕事のスタンスがみえてきた気がしている。
仕事に関しては今既にあたらいプロジェクトを既に手がけているので来年から心機一転というのはないのだけど、プライベートに関しては仕切りなおしてまた走って行きたい。
限られたリソースの中でチャレンジし結果を出し続けることの難しさに直面した一年だったと同時に、チャレンジのある人生がいかに充実した、面白いものなのかというのに気付けた一年だった。
やるきるしかないんだって、気負うことなく素直に自然に思えてる。結果を出すだけ、そのために一歩ずつでも歩みを止めずに進み続けるだけだ。

Ricoh GRⅢを買いました

昨日仕事を納め、本日実家へ帰ってきました。帰省前にRicohのGRⅢを買って実家に届くようにしていたので早速何枚か試しどり。小さくて軽いし、デザインもシンプルで使いやすいですね。画質もなかなかイイですし。
ひとまず試しどりした写真を数枚。

クリスマスイブ豆乳鍋

今年のクリスマスイブは仕事を終えてから同僚宅で鍋パーティ。広い家っていいなあと思いつつ自分の家を片付けねばと気づき、その分野の考えは一旦横においてパーティを楽しむことにした。料理もケーキもお酒も美味しくあっという間に数時間。wiiも大盛り上がりだったしとてもいい時間が過ごせたと思う。
カメラを持って出かけたのも久しぶりだった。また時間をつくってカメラもってぶらぶらしたい。

How to enhance creativity

土曜日はglobis主催のTina Seelig氏のセミナーへ。英語の勉強も兼ねて原著を読んでいた。その著者の話を直接伺えるというので出席。
写真から勝手に、知的で物静かな女性が登場するのかと思っていたら、登壇早々圧倒的なテンションの高さと明るさ。早口でユーモアをふんだんにおりまぜて話す話す。あっという間の2時間だった。
著書の中で触れているcreativityを高めるための9つのポイントについて話をされたのだけど印象に残っているのはひと通りプレゼンテーションを終えて対談に入ったときの、日本の経済停滞に対するコメントだった。
”日本はこれまでもそうだったが金融危機以降も経済は以前として停滞したままである。それについてどう考えるか?”という問いに対して、

”なんで日本の人は皆、(経済が)停滞していることのにみフォーカスするのか?いくつかの場所で同様の問を発している人を見かけてきた。一方でそのような日本における機会はなにか?という停滞ではなく成長に関する問いかけを発しているのを見たことがない。
Creativityを強くするためのポイントのひとつとして話したattitudeが関係している。まずは言葉をかえてみてはどうだろうか。停滞という言葉を使うのではなく、機会という言葉をつかってそちらに目を向けてみてはどうだろうか。
勿論アメリカも金融危機以降経済は停滞した時期はあった。しかしその中で多くの学生は自分たちでビジネスを立ち上げていた。彼らは金融危機、経済の停滞というのものを機会として捉えていた。”

勿論、停滞にフォーカスする人の心の中には、その原因を探って、解決策を見出してこそ成長できるという考えがあるのだと思う。しかしその根本原因を探ること多大な労力や時間をかけて、その期間も停滞を続けることは果たして効果的な解決策だろうか。
特に個人のレベルにまで落として考えれば、上記根本原因が見えても個人でリーチするのは難しいのではないか。だとすれば個々人が影響を及ぼせる範囲で回避もしくは解決にあたるべきだし、そのプロセスは機会に溢れていると認識して明るい振る舞いを見せてもいいのかもしれない。
様々な環境は自分に影響を及ぼす、その環境に対して自分が同様に影響を及ぼせるとは限らない。しかしその影響を解釈するのは自分の自由だ。自分の選択だ。その結果生じる自分のリアクションに責任を負えるのは自分だけだ。
まずは明るく前向きな姿勢で認識してる問題をreframeするだけで自分を取り巻く環境は変わるのではないだろうか。そう感じた。彼女の明るい、前向きな姿勢が会場であり僕個人でありに及ぼす影響も目の当たりにしたのだし。

Teamである意味を大切にする

今のプロジェクトもほぼひとりで全てまわしている。前のプロジェクトも日本のクライアントで、日本メンバーは僕一人であとはインドのメンバーと体制を組んでいた。日本ではひとりということだ。
前回のプロジェクトで僕は日本でのタスクの全てをひとりでやろうとした。結果としてやりきったのだけど、周りにはアドバイザーでありパートナーでありサポートしてもらえる面々がいたのに僕は結果としてそこに頼らなかった。
プロジェクト後反省した。
なぜサポートしてくださろうとする人がいたのにそこに頼らなかったのか。その面々を含めたTeamとしての価値の最大化を目指さなかったのか。自分がベストだという確信がないのなら、倒れそうになりながら時に出口の見えないトンネルを走り続ける日々を辛く思うのなら、なぜもっとうまくTeamとして機能する事を考えなかったのか。
今回もひとりで回している。そした幸い周りにはサポートしてくださる方々がいる。勿論チームの体制からして自分がほとんどのことをやる必要はある。それでも最大限頼らせていただいて、Teamとしての価値を最大化することに注力したい。
ひとりでやれることは限られている。
そのTeamだからこそつくれる価値を目指しつづけたい。
もしそうしないのなら、”その”Teamであることの意味がないのではないかと思うのだ。
プロジェクトの目的を達成するところから逆算してプロジェクトはデザインするが、それぞれのディテイルの中で、クライアントと時間を共にするその瞬間の中で、そのメンバーだからこその価値をいかんなく発揮できるようなTeamでありたい。
そうでないと、”その”Teamであることの意味、そして各人が唯一の各人である意味が薄まってしまう気がするのだ。
がんばろーっと。