Consulting as a profession

McKinsey’s Marvin Bower: Vision, Leadership, and the Creation of Management Consultingを読んでいる。まだ読み途中なのだけど思わず頷き、感動を覚える言葉があったのでここに引用したい。今と昔では異をなす部分もある。自身の属する組織に応じて変えるべき点もある。それでも、自分がコンサルタントとして存在する以上は、僕はこの考え方を手放さない。

We are what we speak–it defines us–it is our image. We don’t have customers, we have clients. We don’t serve within an industry, we are a profession. We are not a company, we are not a business. We are a firm. We don’t have employees, we have firm members and colleagues who have individual dignity. We don’t have business plans, we have aspirations. We don’t have rules, we have values. We hare management consultants only. We are not managers, promoters, or constructors. And we are no longer executive recruiters. The big development in concentrating our efforts in our own field came in 1939 when we severed our affiliations with Scovell, Wellington & Company, then exclusively an auditing firm. At that time, we gave up calling ourselves “management engineers” and pioneered in using the designation “management consultants.” Over the years, since 1939, we have resisted various excursions into side lines; and our convictions in this aspect of our firm personality are deep and well crystallized. // Furthermore, the professional approach to attracting clients helps get action on our recommendations. If we are asked to help (and we make proper arrangements), then the client feels some responsibility to aid us in our work and to act on our recommendations. There is a psychological but real difference in attitude between the client who has asked for our help and the one who has been “sold” and hence has a “show-me” attitude.

初詣

今年は元旦に実家近くへ初詣。
昨年は季節を感じることなしに走っていた。クリスマスも年末年始も気にしていなかった。この初詣がようやく年明け、お正月の雰囲気を感じさせてくれた。凛とした空気、参拝し手を合わせる人、境内を走りまわる子供、ぱちぱちと音をたてる焚き火、結ばれたおみくじたち。
年に一度ひくおみくじは大吉。昨年にひきつづき。良いことは積極的に信じる。大吉であれ凶であれ自分にできることは人事を尽くす事であることにかわりはない。自分でコントロールできない事なら都合よく解釈した方がいい。コントロールできることへの対応にいい影響をおよぼせるよう心がけるのがいい。
期せずして年末年始に帰省しゆっくりできる時間をつくれた。自分を練って、また粘り強く前に進み始めたい。

遅ればせながら2011振り返りつつ

年が明け、2012年が始まりました。昨年お世話になりました皆様、本年からお世話になるであろう皆様、どうぞよろしくお願い致します。
気がつけば昨年12月はブログを更新することもなく過ぎた。ブログの優先順位が下がっていた。他にやりたいこと/やらねばならぬことが多かったため。今は実家で短期放牧中につきこのタイミングで昨年を振り返る。せっかくした経験、振り返らねばもったいない。まとめればtweetのとおりで、

今年は今の自分の限界を知ることができ、そんな自分に気づきと学びを与え、一歩高みに進めてくださる方々と出会えた一年でした。心から感謝致します。素晴らしい一年でした。 しかしまだまだ道半ば。

でした。(今年は昨年へ読み替えください)
仕事と学習の両面において自身の今の限界を知ることができた。
まず仕事に関して。昨年は5つのプロジェクトでマネージャを務めた。うち2つは課題仮説構築、プロジェクト設計、そして提案からプロジェクト実施までをリードした。全てをひとりでやれたという認識はない、支えてくださる方々あっての自分のパフォーマンスだ。リードするということ、マネージャを務めるということは、プロセスで誰がどう関係しても、結果責任を自分が負うということだ。その前提でプロセスにおいても意思決定をしていくということだ。
詳細は割愛するが、うまくできたこともあればそうでないところもある。跳び上がるほど嬉しい経験もした、涙がにじむほど悔しい経験もした。しかしそれらが自分の今の限界を浮かび上がらせてくれたと考えている。
結果、自分の場合は開き直りつつある。おそらく良い意味で。これが今の自分の全力であり責任を負うのは自分だという開き直りというか覚悟と言うか、だ。この感覚は自分に冷静さ、素直さ、そして謙虚さをくれる。
また、今年は日本に限らず多くの国、特に新興国のメンバーと共に仕事に取り組んだ。ざっと数えて8-9カ国。日本では一部の若手コンサルタントのアドバイザーも務めた。海外の仲間は上下関係なく議論でき、率直な意見・素晴らしい知見をもらい本当に助けられた。グローバルでの組織の力学を学ぶ機会にもなった。若者からも学びは多かった。一言で言えば、初心を思い出させてもらった。得難い経験であり感謝する。
次に学習に関して。詳細は割愛するがまだ目標は達成していない。仕事とは別に3桁時間(ずいぶん広い捉え方だが)を投入した。それでもまだ目標達成には至っていない。過去の話であり、この結果が今の自分の限界と捉えられる。この経験はただ学習の過程で知識・スキルを得られるにとどまらず、効率的に学習するための方策を考えるきっかけをくれた。また、自分の生活のリズムであり集中力でありをコントロールする大切さを知ることができた。
こうしてしることができた今の自分の限界であり、限界までやったという認識は、自分がさらに高みに行くための地盤であるとともに、どうやってそこへたどり着くかのヒントをくれる存在だ。
2012をどう過ごすかという話は今後のエントリーに譲る。遅ればせながら、簡単に昨年の総括をした。
皆様、本年も何卒どうぞよろしくお願い致します ;) !!#写真は大晦日の夕焼けですm(_ _)m