ゆっくりとゆっくりと

ゆっくりとゆっくりと仕事の集中力が戻ってきている感じがする。クライアント、メンバー、パートナーの全てに恵まれていたので僕がこのパフォーマンスでもここまでProjectをもってこれているのだと身に沁みて感じている。焦らず、無駄に戻ってきた集中力を使わず、クライアントにとって、そしてチームにとって付加価値の大きい部分に集中していきたい。
ちょっと前にようやく夏らしくなってきたと書いたのだけど、やはりまだはっきりしない最近の天気。
東海地方は27日に梅雨明け(例年より7日遅れ)。関東は今週以降にずれこんでいるらしいが近々明けるのだろう。
梅雨から夏に季節が遷り変わるように、僕も遷り変わっていければと思う。
そういえば(どういえば?)金曜日に大きな水槽のあるバー(?)へ食事にいった。穏やかな雰囲気に包まれてつい水槽に見入ってしまった。金曜日の夜だということと、僕がOFFになると完全にマイペースでぼーっとしてしまうことがあわさり、何度か会話の流れに関係なく水槽を見つめていた…(^^;)
最近なんとなく自覚してきたのだけど、周りの人を巻き込むことなくひとりマイペースでぼーっとしていると、結果として”天然だ”という判断がなされることが多い。・・・もしかしてそもそもそれを天然と呼ぶのだろうか?とすると僕は・・・まあいいか。
なにはともあれ、頭も心も体もぎゅっと緊張させるときとだらりんと緩めるときのメリハリをつけていきたいと思う(^^)

EQマネージャー

今日の午前中は自主的に開いている勉強会だった。勉強テーマは決めているのだけど、なかなかScheduleの調整ができないので(結局出席者2名)、今日は僕からは今やっているプロジェクトの考え方やアプローチのシェアを、もう一人の友達からは勉強テーマにそった書籍の内容のシェアをしてもらった。それがこの本、EQマネージャー
この本は過去に自分でも購入していて、一度さらっと流し読みした程度で終えてしまっていたのだけど、勉強会では読み込んだ人がエッセンスを資料にまとめてプレゼンする(人が集まったときはプレゼンターをシャッフルしている)という形式なので、まさにそのエッセンスを短時間で吸収することができた。それをもってもう一度流し読みしておさらいしたいと思う。
感情を知的に利用することで、効果的なマネジメントを実現するというコンセプトのもとにこの本は書かれている。”利用する”というと人の気持ちをコントロールして都合よく扱うような印象を受けるが勿論そういう意図ではない。人の感情、自分の感情を日常の活動の中で排除して頭だけで物事を考え進めていくのではなく、人間である以上確実に存在する、そして思考よりもパワフルな”感情”というものをちゃんと把握・理解・管理することでもっと現実的(人間的?)で効果的な活動の仕方を実現しようということだ。”管理”というのは、感情に管理されるのではなく、感情を管理するということだ。
ということで感情能力を4つに大別して書かれている。
1. 感情の識別(気持ちを汲み取る)
2. 感情の利用(ふさわしい気持ちになる)
3. 感情の理解(気持ちから未来を予測する)
4. 感情の調整・管理(気持ちを伴って実行する)

1. 感情の識別(気持ちを汲み取る)
言語/非言語全ての相手とのやり取りから感情を感じることができる。特に日本人は目から得られる感情の情報が大きい(まさに、目は口ほどにものを言うということかな)。
非言語で自分がどのように感情を表現しているか知るために、鏡の前で感情表現をしてみて、言葉以外の身振り手振り、姿勢、目つき、表情を理解する。
非言語で相手がどのように感情を表現しているか知るために、仲間との会話の中で非言語コミュニケーションに着目する。
2. 感情の利用(ふさわしい気持ちになる)
感情を利用することで、思考力や認識力を高めることができる。例えば前向きな気持ちが強くなると、それまでとは違う視点から物事を認識できるようになる。
さまざまな感情が人の思考や行動にどのような影響を及ぼすのか理解するために、人が特定の感情を抱いたときに体に感じる感覚を想像する。
なりたい感情に自分の感情を重ねるためのシンプルな手段は、”ある種の言葉(なりたい感情)を単純に繰り返す”こと。

3. 感情の理解(気持ちから未来を予測する)

感情はさまざまな出来事に紐づいて変化するので、その変化の原因を理解することでその結果次に引き起こされる感情を推測することができる。
感情を理解する力を伸ばすために、1つの感情を想像し、その直前に何が起こったか、その時何を感じたか、その後事態が進展していく過程でどのように感じたかを書き出してみる。これによって勘定の根本原因の特定、次に起こりうる感情の推測ができる。
4. 感情の調整・管理(気持ちを伴って実行する)
「誰でも腹を立てることはできるが、適切な相手に、適度で、適切なタイミングで、正当な理由で、正しいやり方で腹を立てる事は容易ではない(アリストテレス)」
感情の調整・管理の能力を伸ばすために、定期的に運動する。これによって1つの感情や思考に囚われて身動きが取れなくなってしまうことを防ぐ。心身のバランスを保てる。
感情のフィルタリングを行ってみる。特定の感情をわざと全て拒否するもしくは受容れてみる。これをすることによって、自分が感情をコントロールできるという感覚をつかむことができ、無意識に感情に支配される/管理されることを防ぐことができる。
全体に思い出すのは7つの習慣で触れられていた”選択する力(Response Ability)”。外部からどんな刺激があってもそれに対する自分の反応を選ぶ自由を人は誰しももっているということ。
そして、それをやるために相手のアウトプットの中にどのような感情が含まれているのかを理解すること、それに対する自分のアウトプットにどのような感情を含むのかを意図することが大切になってくると。これらの一連の動作をするために、感情を調整・管理することが必要になると。
そんな感じだろうか。自分を振り返ってみると、感情の識別は出来る(と思う(たまに鈍感だといわれるがどうだろうか…))、でも感情の利用は下手(冷静であろうとしたり、感情による思考の変化を避けて客観性を保とうとする(勿論それが必要なときもある)。感情の理解はできる(と思う(識別と同様))、でも感情の調整・管理は分野によって良し悪しが別れるかなという感じ。
人の感情をもっと理解させてもらえるようになりたいし、人に優しくあれる人間になりたいと思うとともに、自分の感情とうまく付き合うことを心がけていきたいと思う。

IKEA + Hanabi

土曜日は、大学からの友達が出張ついでに週末も東京にいるということだったので、IKEAに行き、夜は同期夫妻のおうちから隅田川の花火を眺めつつWiiで白熱した。
IKEAは前々から話には聞いていたのだけど行ったのは初めて。2Fに家具が、コンセプトやメーカーごとに別れて置かれていて、1Fは一部倉庫の様になっていてカテゴリごとに品が展示されつつ在庫も積まれている。2Fはものだけでなく空間で見ることができるので、そこにいて面白いと思いつつ、ちゃんと自分の部屋の間取・寸法・雰囲気を把握しておかないと間違った買い物をしてしまいそうだなと感じた。1Fは天井が高く、本当に大規模な物流センターにいるようで面白かった。結局友達が目当てにしていたものは無く、ララポートへ移動して買い物をした。
相変わらず全員適当なのでぶらぶらしながらあることないことを話しつつ笑いっぱなしだった。なんでもかんでもネタになる/できるし、それで笑えるので本当にラクチンな仲間。大切だなあと改めて感じた。
キレイに寝坊して待ち合わせに遅れるとかそういうレベルじゃなく後から合流した(^^;)ので、ララポートのカフェでごちそうして埋め合わせ。ごめんなさいm(_ _)m
夕方からは同期夫妻のおうちに集まって隅田川の花火の鑑賞 + Wii。おうちのベランダから両会場の花火が一望できてとてもいい。ビールやワインを飲みつつ、つくってもらったりもちよった食事をつまみつつ花火を眺める。夏の到来をより強く感じる。カメラを持っていって何枚か写真を撮ったのだけど、やはり暗いところだと手ぶれしてしまう。三脚、小さいのを買おうかなあと頭をよぎる。これは今後検討。今回に限らず、カメラが好きな人って結構多いのかなと感じる。みんな楽しそうに撮っていたし写っていたし。
今回に限らず他の場所でも他の人でも。これからもいい写真をたくさん残していきたい(^^)
Wiiはドンキーコングのレースとマリオパーティをやる。大人数でやるゲームは面白い(^^)レースは最下位だったのだけどパーティはなんと1位。半ば投げ出しそうになりつつ、本気になりつつ、あっという間に時間は過ぎた。久しぶりに集まったメンバーだったこともあり話も尽きずなおさら時間が過ぎるのを早く感じたかな。
充実の土曜日だった(^^)

GAPはどこにあるの?

最近Blogでちょこちょこ”調子が悪い”と書いている。人の心の持ちようは発する言葉の影響を受けている、だからポジティブな言葉遣いを心がけよう、という話は良く聞くのだけどそれと自分の気持ちを偽ることはまた違うだろう。だから正直に書いている。特に焦りや後ろ向きな気持ちは無い(開き直りか?)。
同じチーム、同じ年代のコンサルタントと話をしていた際にその話をした、”最近我ながらイケてないんだよー”と。そしたら彼は言った。
”2つあると思う。今のPositionへの期待値が高い(壁が高い)から相対的にイケてないって感じているのか、それとも自分で描く”本来の自分”と自分を比べてイケてないって感じるのか。”
なるほどと思い聞きながら自分を眺めてみる。両方かな、という結論に達する。そしてどちらが強いかといえば後者だなという結論に達する。そして、彼しかり、みんないろいろと考えながら動いているのだなあ、と当たり前の事実に改めて感心する。
せっかくこういう状況にいるのだし、ただで起き上がらず、今だから学べること、吸収できることをできるだけたくさん見つけて、味わって、ゆっくりと立ち上がってまた本格的に走り始めたい。

ようやくらしくなってきた

最近ようやく徐々に夏らしくなってきたように感じる。梅雨ももうすぐ明けるのだと思うし、まだ真夏の日差しはないけど暑くなってきているように感じる。
僕は夏が好きだ(夏は似合わないとよく言われる。そしていつだったか、誰かにあなたに似合う季節がないと言われたことがある。…それでも僕は夏が好きだ)。実家だったり、周りの友達の家だったりが海のすぐ近くだったので、よく海に行っていた。
そして海も好きだ。一年を通して海は良い。気持ちを高めてもくれるし、穏やかにもしてくれる。昼の海も夜の海も(サーフィンとかマリンスポーツはやらないのだけど)。
仕事をするようになってから、そして都会に住むようになってから、夏を感じることが少なくなったし、夏という季節を昔以上に短く感じるようになった。梅雨が明けたと思ったらすぐ9月になってだんだん涼しくなってしまうみたいな。
今も仕事は本調子だとは言えない。焦ってどうなるものでもないと理解しているので無理な無理はせず出すべき価値に最小限の労力で向かうように意識しながら日々やりくりしている。パートナー、メンバーに支えられていることを自覚し、感謝している。
今年の夏休みは少し長めにとって、久しぶりに夏にどっぷりつかってみようかと思う。まとまった休みがとれたら旅行でもとも思っていたけど、ここはひとつ、あえてスローな夏を満喫したい。