Back to basics -財務3表超入門

厳密には違うのだけど。もともと財務はPLの営業利益までをみるか、プロジェクトや施策の投資対効果を算出するというレベルまでをみるのがメインだったので。

MBAで一連の基礎を一気に学ぶ。会計であれば勘定科目ごとにTアカウントを書き、各トランザクションをDebit/Creditに分けて整理して、最終的にはトランザクションから財務3表をおこす、ということから始めた。

しかし、知ると(実プロジェクトで)使うの間には違いはあり、英語で学んだ結果わかっているようでわかっていないような、ふわっとしている部分もある。

後者を埋めるために日本語の入門書でおさらいをしようと思った次第。

当書籍はわかりやすいことは勿論のこと、筆者がクレアモント大学のピーター・ドラッカー経営大学院でMBAを取得していることもあって、懐かしいドラッカーの言葉もしばしば引用される。彼の一連の書籍は数年前にひと通り読み漁っていたのだが、今、目にしても尚自分を撃つものがある。

資料作成もそうだが、自覚せぬ間に緩んでいた自分の価値基準であり、物事に対するピントのあわせ方でありをしめ直していきたいと思う次第。

近所のお祭り

シャツをクリーニングへだしに行く道すがら気づいた。昨日今日と近所でお祭りをしているよう。

夕食の前に散歩がてら遊びに行った。雰囲気は小さい頃夏休みに楽しみにしていた盆踊りさながらでノスタルジックな気持ちになる。それにしてもどうして盆踊りにダンシング・ヒーローが使われるのだろうか。それも昔と変わっていなくて懐かしさに拍車をかけた。

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Back to Basics -プロの資料作成力

本格的に仕事を始めて1ヶ月強程度が過ぎた。ひとり新しい環境に飛び込み新しい仲間と共に新しい仕事に向かう日々だ。

簡単ではない。そんな中で感じるのは基本の大切さだ。新しい仕事だと言っても、分解して考えれば、これまで経験してきた仕事と学んできた内容の組み合わせでカバーできる範囲はそれなりにあるのだから。

そんな中で気づいたのが、人にメッセージを伝えて動かすという、基本的なコミュニケーションの力、それを支えるドキュメンテーションの力が鈍っているということ。

知らぬ間に身についていた自分の癖も見えてきて、早いうちにもう一度基本に立ち返ろうと手にしたのがこの本だった。

読書が好きで資料作成やプレゼンテーションに関しても何冊も目にしてきているが、当書籍は取り上げるスコープと簡潔さの観点で優れた内容であると感じた。

資料作成の前にターゲットのプロファイリングから説明がなされているし、物語調をとらず各ステップでのgood or badの判定基準が示され、before/afterのsampleで具体的に示されているからだ。

ポジションが変わる毎に周囲からの期待値は変わり貢献すべきポイント、出すべき価値は変わる。

ただそれは、だからそれ以前の基礎をないがしろにして良い、という話ではない。

Back to basics.

今一度基礎を固めて、前に進んで行きたい。