仕事を外した土曜日

この週末はいくらかゆっくりできた。髪を切り、財布を買い、そして仕事をしていた。
土曜日、朝起きて美容院の予約を夕方に変更し(寝すぎた)、準備をして外へ。目的は財布探し。先週だったかその前の週だったか小銭入れを失くしてしまい、かばんのポケットの一角に小銭を貯める生活をしていたのでどうにかしたい、そしてどうせなので財布を1つにまとめてしまいたいと思い買い物に繰り出した。丸の内でランチを済ませて路面店にたまに入りながら銀座へ。
もともといくつか候補を頭の中にもっていったのだけど、結局買ったのは違うもの。往々にしてこういうことがある。でもそうやって一目ぼれできるものに出会えるのは嬉しいことだと思う。大切に使っていきたい。(決めたのが土曜日で買ったのが日曜日)
そして夕方から美容院へ。前入ったのが3月の終わりごろだったのでまる二ヶ月ぶり。前回いってから今回行くまでの間に担当してもらっている方がPromotionされていて、Top Stylistになられていた。めでたい(^^)!お互いの仕事の話や将来のことの話をしながらゆっくりとした時間をすごす。夕方なので美容院は込んでいてあまりゆっくりとは話せなかったのだけど、それでも何も考えずに待っていたり、頭を洗ってもらっていたり、マッサージをしてもらっている時間はゆっくりとできる。
これから暑くなるということで今回は普段よりも短めでスッキリ。せっかくだったので自分でどうすべきか手をつけあぐねていた眉毛も整えてもらう。やはりプロはすごい。
夜はカラオケへ。早い時間から入ってご飯を食べながらカラオケをしていたのだけど、なかなか安上がりだし時間も遅くならないのでアリだなと思う。
仕事のことは忘れてゆっくりすごした土曜日だった。

あやふや

気がつけば金曜日になる。今日でこの一週間も終わり。前のEntryが週末の合宿なのだけど、そこから5日がたとうとしていることが信じられない。よくよく考えると月曜から木曜まで何をしていたっていうのはたどれるしたどりだしたら長いのだけど、ふと金曜日を迎えた自分を見るともう金曜日にいるの??と感じる。日付・曜日・時間の感覚があやふや。
この一週間で自分が出せたValueは何だっただろう / 出したくても出せなかったValueは何だっただろう。
この一週間で自分が遂げられた成長は何だっただろう / 遂げたくても遂げられなかった成長は何だっただろう。
タスクの量が増えるにつれて、その状況がCriticalになるにつれて、日々を振り返ることをしなくなる。Goalのイメージを握り締めて(ゆらぎつつも)、そのために目の前のタスクをひたすら片付けていく。後ろを振り向いている時間、余裕がなくなってくる。
それではいけない。
こういう状況だからこそEngagementの状況(Clientの期待値等含めて)を把握して手を打っていくだけでなく、その打ち手を考えて、打っていく自分・自分たちのできていること/できていないこと、High Valueの部分/そうでない部分っていうのを理解して、変える必要があるものはその場その場で変えていかなくてはならない。
自分で自分を振り返ることができなくても、僕たちはTeamで動いてる。
お互いがお互いの強みを伸ばし弱みを補完しながらこの状況を乗り越えていきたいと思う。こうしてリアルタイムで成長していける環境であること。これはTeamで動く大切な価値の1つだと思う。

仲間

この週末は会社の仲間8人で、仲間の親戚の方が持っている宿@伊東へ行ってきた。目的があり、合宿と銘打って企画されたこの旅行だったのだけど、いざふたを開けてみると合宿だけにとどまらない、笑いと癒しに満ちた時間だった。
宿が貸切に出来たということもあって、一軒屋に8人で暮らすような雰囲気。気心が知れているメンバーだけにもう会社どうこうというよりは学生ノリ。サークルみたいなノリでディスカッションをしたり、散歩に繰り出したり温泉に入ったり食事をしたり。夜は恒例の飲みとカラオケ。久しぶりにおお笑いした。軽く腹筋が筋肉痛になる程に。
最近入っているEngatementの話がメンバーの一部にも耳に入っていたようで心配の声もかかる。嬉しいと同時に悔しくもあり、情けなくもある。チームのリーダーの”がんばれよっ!”という満面の笑みと重ねて発せられた一言がじーんと胸に沁みた。一言の中にいろいろなものが詰まっていると感じられたからだと思う。そう感じられたのはそのリーダーの普段の言動、かもす雰囲気によるところが大きい、これが人格というやつなのだろうなとしみじみ思った。
複数のEngagementを並行して持って走る過程で、全体のバランス(仕事の優先順位とかボリュームとか)とそれをとる自分のCapacityを考えたときに、すべてが中途半端になっているような、それぞれをそれぞれの言い訳にしているような気がして、そして内容によっては自分のValueっていうのが中途半端にしか出し切れていない、後一歩のところでつめられていない気がしてとてももどかしかった。
焦っても何も解決しない。
Clientにとって何がValueになるのか、それを丁寧におさえて、それにこたえるために何をするべきか考えてやるのみなんだと思う。そうした積み重ねが、不要な不安を取り除いてくれて、難しい状況でもぐっと前に進む一歩を踏み出す力になっていくのだと思う。
最近こういった気持ちに根ざしたentryが多いのだけど気持ちだけ盛り上げてもどうにもならないのもまた事実。頭と手を使って具体的に価値を生み出していきたい。
今1つのEngagementで一緒に参画している方は非常に優秀。そして僕の面倒をとてもよく見てくださる(見なくても安心してもらえるよう早く成長したいのですが(^^;))。その人に甘えてしまってはもともこもないけど、普段もらえる貴重なフィードバックを素直に吸収して、自分をUpdateしていきたい。昔自分の強みを考えたときに何人かの人に聞いてみたことがあったのだけど、”素直さ”だったり”飲み込みのはやさ”というのがあがった。素直=鵜呑みとせず、自分の血であり肉にできるよう咀嚼して飲み込んでいきたい。

この山を登れば…

Consultantとしての正念場に立っている気がする今日この頃。
Clientとって何がValueなのか、どうすればそのValueを提供できるのか、久しぶり悩む。自分の中で悩む=思考停止だと思っているのだけど、悩む。ただ、考えること・動くことをとめて悩むのは意味がないし、それによってEngagementの状況の変化、コミュニケーションにおけるClientの機微を見逃すようなことは避けたい。
心身とも疲れてきたり、やりばがないって感じてしまいそうになる悔しさを噛み締めるようなこともあるのだけど、こういう環境に身をおけることはとても恵まれていることだって思える。
きっと、今自分たちは宝の山を登ってるんだろうなって思う。
Clientと共に登りきって頂上に着いたとき、自分たちが知ってか知らないでか手にしている、目的を達成する過程で得られた宝、そして鍛えられた自分たちを互いに褒め称えあえるような、そんな経験にしていきたいって思う。

Professional Mind

本日もパートナーとMeeting。以前会話したときはその質問の巧みさ、根元にあるGoalイメージの強さ、検証が必要な仮説構築の速さであったけど、今日のCommunicationから改めて、本質的に重要なものはもっと深く、そして言葉にしてみれば当たり前のところにあると感じる。
それは徹底的なこだわり。そしてプロフェッショナルとしてのプライド。
Clientの成長への徹底的なこだわり、そして自分たちのValueをそこへ最大限提供することへの徹底的なこだわり。それらをいかなる状況でも継続し続けるプロフェッショナルとしてのプライド。これらは誰が何を言ったかにこだわらない、本質的に何がClientの成長のDriverとなるのかを考え、一貫して主張する力の源泉となるし、そのために必要な視座の幅、行動のスピードの源泉となると考えている。
文字にしてみるとごく当たり前のこと。プロフェッショナルについて語っている本は多数あるし、読んでいてもそりゃそうだよな、と自然に通り過ぎていく。しかしそれを体現することは容易い事ではない。少なくとも自分はそうだった(だからパートナーからこうして学ぶことがある)。
ただこうしたきっかけが、自分の心の奥の方から興奮と悔しさと喜びと不安が入り混じった感情を沸き起こす。それは自分がこの徹底的なこだわりとプロフェッショナルとしてのプライドを持っていたいと望み、また同時にそれらをある程度持ってPerformanceを出すことができてきたという自覚をもっているからだ。自分が望む理想を目の当たりにしたことに興奮し、それに重なりきれていないと改めて自覚したことに悔しさを感じ、部分的に重なることができていたことに喜びを感じ、これから本当に重なっていけるのかということに不安を感じるのだろう。
Clientへの継続的な成長への徹底的なこだわり。それを体現し続けるプロフェッショナルとしてのプライド。知識やスキルの前に自分の心の真ん中にぎゅっと握り締めていたいと思う。