明治神宮外苑の銀杏並木と丸の内のライトアップと

今日は昼前から外に出た。先週末小石川後楽園へ行って久しぶりに気ままに歩いて写真を撮っていたのだが、やはりそれは心地よくて、この連休もそうする時間をつくりたいと思っていたのだ。

明治神宮外苑の銀杏並木と、丸の内のライトアップを見に行ってきた。

明治神宮外苑の銀杏並木は初めてだった。いちょう祭が催されており全国各地から出店が集まっていたようだった。明るい時間に焼きたての殻付きの牡蠣を食べながらビールを飲んだ。

花より団子ということで、紅葉の前に美味しい食べ物飲み物で満たされ、それから銀杏並木をくぐった。祭りの会場もそうだが、銀杏並木を歩いていても自然と集団がまとまっていて、海外にいた頃との違いを感じた。

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_aDSC4694その後、ぶらぶらしながら丸の内へ移動し、仲通りのイルミネーションを見た。留学前は丸の内に居ることが多かったので、イルミネーションは当たり前のように見ていて、仕事帰りに歩くこともいくらでもあって、そのイルミネーションを見に行くという感覚はなかった。

いざ行ってみると人が多い。こんなに混んでいる仲通りを歩いたのは初めてだと思う。何を買うわけでもなかったのだけど、色々と眺めながら通りを抜けた。

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_aDSC4749気がつけば今年も残すところ5週間程度。あっという間に終わってしまいそうな気がしている。

前半をバルセロナ・欧州で過ごしたということがにわかに信じがたくなっているこの2014だが、最後まで自分に納得の行くチャレンジを続けていきたい。

成長する仕事 / しない仕事

最近仕事の中で人の成長について考えることが多い。殊更経験の浅い、若い人間であればその成長余地は大きい。そういった類の方と仕事を共にするのであれば彼彼女の成長カーブを最大化するよう務めたい。

なので仕事の分担の仕方についても考える。そんな中で感じたことを簡単にまとめておきたい。

成長する仕事は、①意思決定ポイントが多く、②クライアントと議論を含む。成長しない仕事はその逆で、意思決定ポイントがなく、クライアントとの議論を含まない。

意思決定のポイントがないということは、全てが決められているということだ。考えずとも与えられたプロセスの通りに手足を動かせばアウトプットがでてくる類のものだ。不明な点、不確実な点があっても質問すれば答えもしくは具体的な方針とそちらへ向かう手順が示されるような仕事だ。

クライアントとの議論を含まないということは、資料が最終アウトプットになるということだ。現実には資料は、もしくは資料化されていなくても練られた主張は、議論のインプットに過ぎない。その議論を通じてより良い内容、相手に馴染む内容となり、合意を形成して組織を動かす拠り所になる。その議論を闘わせる所を含まないような仕事だ。

プロジェクトの難しい局面になる程、成長する仕事を任せることも難しくなる。成長と効率のトレードオフがあるのだけど、上手くやっていきたいと思う次第。