息つぎ

週末でプロジェクトに一区切りついた。ぐっと水の中に深く潜っていて、ようやく水面に浮上できたような感覚。ここで少し息つぎをしてまた潜っていく。ここで大切なのは、積極的に仕事を忘れて自分のやりたいことをすることだ(^^)
Clientが直面している現実に休みは無いということは自覚している。一方で息継ぎすることなくずっと水の中にもぐっていることができないこともまた自覚している(息継ぎのタイミングは勿論調節している)。
長期的に見れば今休むことは大切なことなのだ(こじつけ?)(^^)
息つぎとは関係ないけど、前々から自分が感じていたこと、”心は当事者・頭は第三者”というスタンスが大切だと感じる。Clientと共に意志をぶつけあい確認しあい、成長のために頭をつかいディスカッションを重ねて、体を動かして感触を掴んでいく時間が長くなるほどに感じるのだ。

ビジョナリー・ピープル

ビジョナリー・ピープル
内容は後ほど。
10/05 00:33
ということだったが気がつくと時間が経ってしまっていた。はやい。
この本の中では”成功”というものの意味を世間一般に言われているものとは異なるものとして再定義し、その成功を掴み続けている人をビジョナリー・ピープルとして、3つの観点からみている。
世間一般に言われている成功とは、

1. 計画したもの、あるいは試みたものの成就
2. 華やかな成果、なかでも富、名声、権力の獲得
3. 計画されたとおりに完成したもの
4. 特に富、名声、権力を獲得できた記録のある者

これらに対して本当の成功とは、

個人的な充実感と変わらない人間関係を与えてくれる、そして自分たちが住んでいるこの世界で、自分にしかできない成果を挙げさせてくれる、そんな生活や仕事のこと

であるとしている。
そしてビジョナリー・ピープルをみる3つの観点が、

1. 意義
2. 思考スタイル
3. 行動スタイル

だ。
本の内容のサマリは省略するが、この本が良いのは上記3つの観点から”成功”を遂げている人々の人生の一部を垣間見ることができることにあると思う。彼らの生き方や考え方(まさに3つの観点)がそのまま自分の人生に活かせるとは思わないが、読み返し、自分の人生を想像するたびに改めて”自分の”人生をどうしたいのか自分に問いかけるきっかけになってくれるからだ。
そしてこの本を通して僕が感じたのは”自分の日常を深く味わうことの大切さ”だった。
ビジョナリー・ピープルと本の中で呼ばれている人々は誰しもが”強烈な経験”を経て自身の意義であり思考スタイルであり行動スタイルを確立している。強烈な経験とは往々にして苦しいものであることが多いようだ。人生における後天的な深い苦悩であったり、先天的なハンディであったり。
それらが彼らが”自分は自分だ。自分らしい生き方がある”と気づくきっかけになっており、またそうやって生きる道を見つけなくてはならない、結果として他人の当たり前とは異なる人生を生きる必要性を迫る存在となっている。
そういった経験を持たず、恵まれた環境で日々生きていると”自分らしい人生”というものに対する意識が希薄になる気がするのだ。
過去のBlogのエントリーの中で、自分らしさは確実に自分の過去であり現在に存在している。有無を考えるのではなく、それが何であるのかを考えることが大切なのだと書いたことがあったが、それなりに恵まれた環境は、それを深く考えるインセンティブを抑えてしまう気がするのだ。
それでも、成功というか、本当の幸せというものがビジョナリーな生き方にあると考えるのであれば、そういった恵まれた日常にあってもなおその”一般的にある程度”満たされている環境に甘えることなく、自分の意義を探し続け、見つけたのなら逃さないように掴み、向き合っていく必要がある。
だからきちんと自分の日常というものを、自分の感覚で味わっていかなくてはな、と思うのだ(それがしづらいことが問題だというところはあるのかもしれないが)。
そうやって自分の感覚を磨き、日々の経験をその感覚にしたがって選択し、咀嚼していくことで帰納的に自分の意義が見えてくることもあるだろうし、その過程で選択・咀嚼だなんて忘れてしまうような、情熱を傾けられる、それこそ”意義”に出会えるのではないだろうか。
自分の感覚を忘れて、世間が甘いといっているものを漫然と食べて甘い、苦いといってるものを苦いといって時間を重ねてしまっているうちは、この恵まれた環境の中で自分の本当の意義を見つけることは難しいのではないかと思うのだ。
と硬く考えても、意義がないと生きていけないわけじゃない。自分らしい人生を自覚できていなくても時間は流れるし事実として今を生きてる。日々の偶然も楽しく受容れていける楽観・ユーモアっていうのも大事だ(^^)

Basketball !

この週末は先日はじめたバスケットボールの合宿に早速参加。
知らない人が多かったのだけど、基本的に(知らなくても)もともと同期が多かったので特別気を遣うことも無く楽しむことができた。バスケットボール自体もさることながら2泊3日一貫して行われたイベントへの力の入れようと一体感、そして笑いへのこだわりは相当なものだった。自分の大学時代のサークルを思い出した。
先週の3-4年ぶりの初練習のときに比べたらいくらか体は動くようになっていたけど、まだまだキレも体力も無い(高校の頃と比べたら当たり前なのかもしれないが)。(練習の)開始後何分か経つともうじわりじわりと筋肉に痛みが(^^;)その後その足腰を引きずって練習と試合をしていると、疲労と痛みでもう足が動かなくなってくる。
少し欽ちゃんの気持ちがわかることができたような気がした。
2日目のリーグ戦では、チームメンバーに恵まれて優勝。初参加初優勝ということで、どうやらついていたよう。自分の中でもっと伸ばしたい強み / カバーしていきたい弱みも見えてこれからも楽しめそうな気がしてわくわくしている。
内定者時代から続いているバスケチームのようで本当にみんな仲が良い。バスケで汗にまみれてボールを追いかけゴールを目指しつつ、イベントで笑いの渦にまきこまれつつ見ていても、やはりこういう仲間というのは良いものだと改めて感じた。
自分がいたサークルの仲間ともまた集まってばかをやりたいと思った。

HAJIME

土曜日はバスケを終えてから身支度を整えて、節々が痛んでいる体をひきずってHAJIMEへ。前から一度行きたかったのでとても楽しみにしていた。Webでみているとどこをみても”迷う”と書いてある。いやいや地図を見るとわかりやすそうな場所にあるし大丈夫でしょうとたかをくくって歩いてみるとびっくり、迷いこそしなかったけどかなり意識して歩いていないとこれは絶対に迷うなと。
お店に入ってみるととてもこじんまりしているのだけど、その中で照明と鏡がうまく使われていて狭さは全く感じさせない(確か14席程度)。カウンターはテーブルにそって照明がはられているので座ると暗さも感じさせない、かといって眩しくも無い。
コースを予約していたので食事のメニューは詳しく見なかったのだけどアルコールの方は、焼酎・日本酒・ワインが充実しているようだった。僕はビールが好きなのでビール中心にオーダーしていたけど(^^;)
お店の方の接客も無愛想でもなく、必要以上に話しかけてくるでもなく程よい。
料理はどれもおいしくて、量も丁度良かった。
お店の雰囲気にも、料理の味にも癒されて、とても楽しい時間を過ごすことができた。
あっという間にCloseの時間を迎えていた。

ばらばら

土曜日の昼は会社つながりでバスケ。高校3年間はひたすらバスケをやっていたのだけど、大学に入ってからは体育でやる程度、社会人になった最初は友達つながりで1年ほど月1でやる程度。東京に来てからはすっかり足が遠のいていた。今回4年ぶりくらいになる。
ジムに通ったりテニスを始めたりしていたので、バッシュだったりウェアだったりは一通りそろえていた。今回ついにボールも買って、前日夜は遠足前の小学生みたいな気分(^^)
当日。体育館に入った時点でその雰囲気やにおいが懐かしい。ゆっくりストレッチをして、ボールをつきはじめる。ドリブルの音が体育館に響く。バッシュのキュッキュッっという音が体育館に響く。久しぶりにシュートを打つ。ボールがゴールネットにかかる音が(小さく)体育館に響く。ああ、戻ってきたんだなという感覚が徐々にわいてくる。
メンバーも集まりだして、ウォーミングアップの練習をはじめる。ランニングシュート、ジャンプシュート、3:2、どれも懐かしいメニューだ。



このあたりから早くも徐々に息が上がり始める(^^;)体力なくなってるんだなー、ジムでランニングしてるのとこうして全力でダッシュしたり切り替えしたりジャンプしたりって全く違うんだなーとしみじみ。
試合になるともう大変。全力でプレイできたのは最初の2-3分じゃないだろうか。ある程度なれて力の抜き方も覚えてきたのだけど、どうしても気持ちが高校生にもどってしまって全力を出す癖が抜けない(はしれてないのに)。
全部合わせて4時間くらいやったのだけど、終わる頃にはもう早くも筋肉痛。普段使ってない関節周りの筋肉は特に(^^;)
それでもかなり楽しむことができた。これからも続けて、もっと長く・全力で・うまく動けるようになっていきたいと思った。