めがね

先日父の還暦の誕生日のプレゼントを買いに行った際、自分のめがねも買った。
僕は視力が微妙に悪くて、会議等で前のプロジェクターに写されている文字がみづらかったりする。そんなときにめがねを使う。大学の頃、自分はめがねは一生かけないものだと思っていた。それは視力が良かったこともあるけどそれ以上に似合わないと考えたいたからだ(考えていたというより実際似合わなかったという方が正確か…)。周りがサングラスをかけてみたり、めがねでおしゃれをしてみたりしている中、僕は全く持ってそれができなかった。ちょっとくらいかっこつけたいときもあったのだけど、でもめがねをかけたら鏡を直視できないほどだった。
なので社会人になってちょっと遠くがみづらいなというときに、最初に選んだめがね(今使っているめがね)はシルバーの上半分のフレームの、存在感のうすいものだった。周りから見ると賛否両論あるようなのだけど自分の中ではしっくりきた数少ないめがねだった(本当に数少ない。どれだけ試着したかわからない)。
今回はもう少し主張するめがねを買ってみた。
なんだろう。めがねをかけるとものが見やすくなるのは当たり前なのだけど、何か自分のペルソナになるというかキャラクターに入る手助けをしてくれるというか、よくも悪くも自分にうそがつけるというか周りにうそがつけるというか。そんな機能があるように感じている。
だから今度はまた少し違う雰囲気をまとう背中を押してくれるようなめがねを買った。仕事のときにつけるかどうかは考え中だけど、またひとつ自分を楽しむことができればいいと思う(言葉に直し始めるとどんどんまどろっこしくなっていくけど、半ば衝動買いです(きっぱり))。
まだ少し早いけどもう次は秋冬。夏に比べて身に着けるものが多くなってくる。せっかくなのでそういった様々なものを楽しく身に着けて、この季節もまた楽しんでいきたいと思う。