とりあえず仕上げる・寝かせる

最近思うのですが、やることがあったときに、とりあえず仕上げる・寝かせるって大事だなと思います。どこかの本に書かれていたと思いますし今更新しい発見でもないのだと思いますが、肌感覚で感じます。
仕事をしていたら、一度に複数のタスクを抱えて走ることはあると思いますが、とりあえず無理やりにでも仕上げる。とりあえず仕上げるっていうのは例えばプレゼン資料をつくるのであればストーリーラインを荒くでも最後まで書き上げてしまう。何かを分析するのであればその項目とチャートイメージを決めて数字を入れるだけにする・感覚値でも入れて形にしておく、とか。PCででも、メモ帳にでも。
それをやっておくと、いくつかいいことがあると感じています。心に余裕ができる。他人とディスカッションしやすい。具体的に一度タスクをやりきっているのでアンテナが立って情報が頭に残りやすい、などなど。
そして寝かせる。早めにとりあえず仕上げたからこそできることですが。こうしておくと頭にはいってくる情報をつかってよりよいものにできる可能性が高まります。一歩引いて自分の(とりあえずのでも)アウトプットをみることができますし。
とりあえずでも仕上げずに寝かせてしまうと、タスクの目的もアウトプットのイメージもあやふやになってしまうし、アンテナも立たないので目の前を通り過ぎていく情報を捕まえることができない。結果、誰にも説明できない・ふる負荷が高い・ふられた方もやりにくい(引き受けたくない)というややこしいタスクになってしまいがちです。
視点を変えると、人がそうしてしまったタスクを快く引き受けることは、相手にとって価値が高かったりするわけですが。