ピント


ピンボケは修正が効かない。
どれだけ被写体が美しくても、
どれだけアングルが鋭くても、
どれだけ良いスペックのカメラ・レンズを使っても、
どれだけ絞り・シャッタースピードを工夫してみても
どれだけ後で編集を加えてみても。
どれだけの労力をかけてもボケたピントは戻らない。
そして、上記の大半が徒労に終わってしまう。
(ボケを楽しむっていうのはあるけどそれはおいといて)
仕事も同じ。
相手の期待、自分の貢献にピントを合わせることができなければ、
どれだけ頑張ってもボケた結果がでる。
ファインダーをのぞいているうちはピントをあわせつつその瞬間を狙って待っていればいい。
でも、その瞬間を迎えてシャッターを切るときには、ピントが外れていてはいけない。
ピントさえ合っていれば、後からでも何とかなる。
(フォーカスを狭くしすぎていると、違う問題でてくるが)
ピントは外してはいけないのだ。