Back to Basics -プロの資料作成力

本格的に仕事を始めて1ヶ月強程度が過ぎた。ひとり新しい環境に飛び込み新しい仲間と共に新しい仕事に向かう日々だ。

簡単ではない。そんな中で感じるのは基本の大切さだ。新しい仕事だと言っても、分解して考えれば、これまで経験してきた仕事と学んできた内容の組み合わせでカバーできる範囲はそれなりにあるのだから。

そんな中で気づいたのが、人にメッセージを伝えて動かすという、基本的なコミュニケーションの力、それを支えるドキュメンテーションの力が鈍っているということ。

知らぬ間に身についていた自分の癖も見えてきて、早いうちにもう一度基本に立ち返ろうと手にしたのがこの本だった。

読書が好きで資料作成やプレゼンテーションに関しても何冊も目にしてきているが、当書籍は取り上げるスコープと簡潔さの観点で優れた内容であると感じた。

資料作成の前にターゲットのプロファイリングから説明がなされているし、物語調をとらず各ステップでのgood or badの判定基準が示され、before/afterのsampleで具体的に示されているからだ。

ポジションが変わる毎に周囲からの期待値は変わり貢献すべきポイント、出すべき価値は変わる。

ただそれは、だからそれ以前の基礎をないがしろにして良い、という話ではない。

Back to basics.

今一度基礎を固めて、前に進んで行きたい。

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