学びの深さ

先日当Blogで紹介したINVENIO Leadership Insightの記事より。
https://leadershipinsight.jp/member/2008/10/post_128.html
INVENIO 取締役 エデューサーの高井さんは学びを深める要素として以下の3つを上げられている。

深い課題認識
ものごとを抽象化して捉える力
柔軟な世界観

なるほどなるほどと思いながら読んだ。中でも大切だと感じるのは柔軟な世界観だ。
深い課題認識は、文字通り学びを深くするが同時に広がりを抑える可能性がある。
ものごとを抽象化して捉える力は学んだ内容を使いやすく整理・理解することができるが同時に学びを浅くしてしまう可能性がある。
上記の可能性を抑えるという意味でも、柔軟な世界観を持つということが求められると思う。
深い課題認識を持って学びに臨み、Focusするべき場所の誤り、ピントのずれがあったときにすぐに自分の認識を改められるか。そもそもその違いを認識するために自分の世界観に対しても疑いの目を向けられているかどうか。(自分の持っている課題を解決するより大きな学びを得られる可能性だってある)
ものごとを抽象化とは上位概念を持っているからこそできる。その上位概念のフレーム自体が間違っていたら誤った解釈で終わってしまう。その抽象化の仕方に対しても意図を張り巡らせているか。(もし抽象化して、要はこうだろ、と一般論で片付けてしまっては深い学びには結びつかない)
柔軟な世界観、素直さや謙虚さに結びつくのではないかと思う。

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