Mentoring

慌しい日々が続く中メンターがUSより一時帰国。30分程度時間をもらって近況を話す。メンタリングという話だったのだけど自分の中に特別アジェンダをつくっていたわけでもなく近況から今後どうしようかという話までする。丁度今日、ようやく一息つけたところだったのでゆっくり話はできた。けど頭の中は整理し切れておらず(むしろいちばんちらかった状態だったかも)、ナラティブに話した。
不思議なもので何気ない一言一言が自分の、気がつかないうちに狭くなりつつあった枠を広げてくれるように感じられてとてもよかった。これは性格の問題なのかもしれない。心のどこかでこうしたいああしたいと思いながら、そう思ってることも忘れて日々走り回っていたことが、メンターから”こうしたほうがいいよ”と一言言われるだけで、”あ、そうしよう”と思ってできはじめたりする。往々にして自分が”できない”と思っていることは”やっていない”だけで手をつけてみればできたりする。そのきっかけを与えてくれる。
時折、自分が成長してないんじゃないか、カーブが緩やかになってるんじゃないかって思うときもあるのだけど、それに焦らず、自分らしくという気持ちにも甘えずやっていきたいと思う。

仕事を済ませて外の空気をすう。最近朝肌寒くなってきたと思っていたのだけど、外に出てみると秋の夜特有の空気のにおいがする。この空気にふれると懐かしくも切ない気持ちになる。おそらく大学の頃からだと思うのだが毎年この季節になると感じる(ブログにも何度も書いている記憶がある)。で、毎回こういうのは誰しもが感じるものなのかどうかと疑問に思いながら誰に聞くこともなく過ぎていく。
大学時代のこの季節になにかあったかと考えてみる。
まあ、色々あったことを思い出すのだけどそれがきっかけになって、今でも忘れることなくこういう気持ちになるものなのか。思い出そうとしなければ普段は気付かないようなことなのに。なんだろう。
さて、次の朝もはじまりははやい。

死神の精度

死神の精度
伊坂 幸太郎 (著)
今日はいくつか会議がありながらも久しぶりに心がゆっくりなモードになれたので小説に手を伸ばす。読みたいと思った本はすぐに買ってしまうため家の本棚には読みたいけどまだ読んでいない本が結構な数ある。その中でたまたま手を伸ばしたのがこの本だった。読み始めて短編集だということに気付く。昨日の鳥居みゆきの作品も短編集だった。奇遇だ。
ゆっくりなモードにはとてもよくあう一冊だったと思う。死神を通して映る世界は何が起こっても静かで、色合いも少なく感じられる。それぞれが短く、その後のストーリーを読み手に任せてくれるので頭を使うことなく想像に身を任せられる。
様々な登場人物の短い人生(7-8日間)が綴られる中で時折人生が交錯している点や時間の経過を感じさせる描写があり全体にまとまっているように感じさせる。
ふと思ったが、鳥居みゆきのものと比べるとプロットがシッカリしていると思う(当たり前か)。どちらも違う面白さがあるのだけど、こちらの方がプロットが整っているというか安定しているというか。
また時間があったら違う作品にも手を伸ばしてみたい。

夜にはずっと深い夜を

夜にはずっと深い夜を
鳥居みゆき (著)
最近めっきり本から遠ざかっていたのですが隙を見て一冊。前から気になっていた。全体的に面白い。もともとブラックなのは嫌いでないのだけどそれほどブラックでもなく、登場人物の視点と時間軸をいったりきたり切り替えながらいくつものストーリーが書かれている。頭を使わずに楽しく読むことができる。
次の著作もでることがあれば読んでみたい。

結婚式2次会

土曜日は大学からのトモダチの結婚式2次会。緊張するのはやっぱり余興。前回・前々回と比べて今回は練習に使える時間が少なくギリギリまで練習を繰り返していた。今までなんだかんだいってもチーム?の中では本番前は余裕のある方だっただけにプレッシャーもひとしお。
幹事の方の紹介。出落ちからの登場。舞台に上がる。
結果はいちばん盛り上がったんじゃないかなあと思うのだけど、練習してディテイルを頭ではわかっていた自分としてやっぱり本番は練習よりうまくできることはないなと改めて基礎の大切さを実感。目的はお祝いすることだし、喜んでもらうことなので大成功だったと思うのだけども。
充実しながらも疲れたチームは、しばらく舞台の脇にまわって影から新郎新婦を祝福しました。その後は久しぶりに集まった大学時代のトモダチで3次会、4次会へ。久しぶりに集まったのだけど相変わらずでした。
#新郎の最後の手紙に感動。末永く幸せでいて欲しいと思います。