ここ最近の写真

ここのところ記憶が辿れないほど程時間感覚・曜日感覚のない生活をしていた。だけどカメラを持ち歩いていたので撮った写真を見ると2週間前の事が数ヶ月も昔のことのように思い出される。こう書いていて、ここのところといったのがここ2週間程度なのかということにも驚く。
って写真は食事の時のものしかないのだけど。でもその食事をきっかけにその日の出来事を思い出す。こうして余裕がつくれないことにかまけてブログを書かないと、考えたこと感じたことが自分のなかに折り重なっていってアウトプットしづらくなってしまう。かしこまらずに、なにかしらを日々ブログにアウトプットしていきたいと思う次第。

教える?

金曜日は仕事を終えてから銀座一羽へ。仕事外のつながりで集まる予定だったのだけど1名当日夕方にインフルエンザ発症のため同僚と2人に。プロジェクトを1度共にしたこともあり、彼女と話しているとその頃から自分は成長できているのか、彼女の成長に自分は貢献できていたのかということを考える。
プロジェクトを進める上でメンバーと共に働くことの多くなるこの頃。相手の成長というのは頭の中には常にある。一方で何かを教えるであるとかというのは、自分が上であり、正解であるという前提に立った物言いのように感じられて何かすわりが悪い。
そして自分がメンバーとしてプロジェクトに入ったときにどういうシーンでなにを学んできたかを振り返ると気づくことがある。それは、学ぶ=教えられるではないということだ。勿論基本的なところはパートナーしかり上の方から具体的に教えてもらうことはある。しかし自分が学んできた過去を振り返ると、その対象は具体的な相手からのアドバイスというよりも、相手のクライアントの成長に対する献身の姿勢であり、そのためのアウトプットの質とスピードへのあくなきこだわりを同じチームで肌身に感じてきた経験からである。
教えるという考え方がおこがましいとか自分が上であるとかそういう次元の話ではない。自分がクライアントの成長に対して、プロジェクトの成果に対して、どこまでこだわりぬくことができるか。その根本的なスタンスが行動を規定し、その自分個人の行動、チームへ求める行動があった結果、そこからメンバーは学ぶのだ。
自分の中でそのような確固たる価値観がなければ(自分でこれが確固たる価値観だ!という自覚がなくとも日頃の意思決定の基準や行動の基準を丁寧に振り返ればそこには往々にして存在する)、キレイなロジックを立てる力も、素早く物事をまとあげる力も、クラアントが言葉にしない期待や問題意識を見抜く力も、ただの単体の力で終わってしまう。
そういった話は必要性を感じれば人は勝手に学ぶ。それらを学ぶためのリソースは世に溢れている。
プロジェクトを共にするチームの中で自分がまず持たなくてはならないのは、それらスキルをチェックする目ではない。クライアントの成長・プロジェクトの成果に対するこだわりと、それを実現するために答えるべき論点、そしてそれらを一貫して体現する行動だ。
これはなにもリーダーに限った話ではなく誰しもが持っているはずのものだ。実際に上記に関してメンバーから学ぶことはとても多いのだから。リーダーとメンバーの関係が教える/教えられる関係になっているわけではない。確固たる価値観を持った行動と、他から学ばせてもらう謙虚さを持って日々を重ねていきたい。

始動

1/4に東京へ戻り、1/5から仕事を開始してそうそうに風邪をこじらせて寝こむというアクシデントに見舞われたわけですが、仕事に復帰してプロジェクトも中盤の山にさしかかり、日曜日に初詣にいっておみくじを引き願掛けもし、ようやく本格的に動き始めたという感じです。
ということで近況やら抱負やらランダムにいくつか。

初詣は家から近い等いくつかの理由から湯島天神に行きました。かなり寒かったのですが気持ちも引き締まり、心を改めるのによい機会になったと思います。そしてそう、twitterにつぶやいたうえこちらに写真も載せますが、おみくじ、大吉でした。
”願望 思いのままなり”
この1行がある時点で他は何も気にしなくていい気もするのですが、珍しく良いことばかり書いてあるので幸せです。都合よく信じます。(過去に大吉なのによくよく読むと微妙なことが書いてあった経験があるので)
目標は昨年から引き続き持っています。今年達成します。
#ちなみに大殺界抜けました。3年間、気にすることなく生きてきましたが。この3年間だけをきりとって、自分に起こった変化をネガティブに捉え、全ての原因を大殺界だからとしてしまえば、立派な大殺界だったと言えると思います。でもだいたいそういうのって上に書いたとおりで、物事の捉え方であり原因をどこに求めるかでありでいくらでも変わりますよね。ということで大殺界だということ自体は気にしていませんでした。ただ、今年から運気があがりはじめるというところはそのまま都合よく、根拠なく信じます。(あ、勿論辛い時に、そういえば大殺界だなーと頭によぎったときは、原因を見つけて対策をとるのとは別に、気持ちの整理の方法の1つとして、”だって大殺界だし、冬だし、地中で耐える季節なんだ、そうだだから耐え抜こう。”という思考プロセスは辿ることありました)

年初早々に風邪をこじらせたのですが、これまでの人生で、ただの風邪で寝込んだことはありませんでした。多少けだるくても頭がぼーっとしていても喉が痛くても頭が痛くても鼻が詰まっても、まあそれはそれ、という感じで仕事なり予定なりをこなしていたのです。しかし今回は寝こんでしまいました。3-4日程。病院で診察・インフルエンザの検査を受けて、ただの風邪だというところにおちついたのですが、これほどダメージを受けたのは初めてだったのです。治りも遅くなっていると思います。
忙しさにかまけて体のメンテナンスを怠っていたツケが来たのかな。ということで今年からまず定期的にジムに通うようにしようと思います。体力をつけるのが目的なので週1程度でゆるく。
後は睡眠時間は6時間/日は確保したいところ(既にこの時間になっていますが。。。)。
食生活は。。。どうするのがいいんだろ。まず調べて気をつけるところ見つけていこうと思います。

仕事の方は、もともと計画していたのですが、今年からひとりメンバーを加えて体制を強化して臨んでいます。昨年ひとりでわーーっと考えながら走りながら振り返る余裕もなくひたすら進めてきていたのですが、もう少し落ち着いて集中できそうです。昔から思っているのですが僕はメンバーにとても恵まれていて、どんなときも優秀なメンバーと仕事をすることができます。今回もそれにもれずとても優秀なメンバーと仕事ができはじめていて日々楽しいです。僕が学ぶ点も無数にあります。
”誰とやるか”
本当に大切だと思います。特に自分はそれによってパフォーマンスが大きくかわるとわかっているので。
ということで今年も頑張ります。どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

空・同窓会・親友の子どもの成長・今年の振り返り

今年も残すところ後6時間弱。実家に帰ってきてからの年末の日記と今年の振り返りを。

実家に返ってくるとぼーっと空を眺める時間が増える。朝→昼→夕方→夜と空を見ていると本来の時間の流れるスピードを感じることができるかつ癒されます(思っていたよりゆっくりなようで結構早い)。
同窓会
30日は高校の同窓会。会場が高校近くだったので電車に乗って会場に向かう時点で登校していた頃を思い出す。少し早めについたので高校へぶらり。コンビニがあったり、当時とは違うお店になっていたりと弱冠の変化はあるものの懐かしい街並。
大学も同じメンバーはかなり頻繁にあっているのだけど中には高校卒業後初めて会うくらいのクラスメイトもいたりして何かと盛り上がる。同窓というつながりがこんなにいいものだとは。貴重なものだと思う。親友夫婦が連れてきた3人の子供たちは最初は緊張して静かにしていたのだけど会場が盛り上がるに連れてテンションもあがり大はしゃぎ。すっかり人気ものになっていた。2次会までを終えて、親友夫婦宅へ急遽お邪魔する。結局朝まで飲んでしまった。。。急遽仕事帰りの友達も朝方まで合流して。この年の瀬にお世話になってしまうとは。それにしても今年はやりたいことがあって実家に帰ってくる時間をとっていなかったので久しぶりで色んな話に花が咲く。オトナになったものだ。
友達の子どもの成長
子どもが3人いる親友宅の寝室で川の字の一画を担って寝たというだけで楽しかった。早朝寝ぼけた長男におかあさんと間違えられて起こされたり、更に早朝既に元気いっぱいの長男次男に起こされて一緒に遊んでいるお母さんに尊敬の念を抱きつつそっと布団にもぐっていたり(一緒に朝まで飲んでいたのに。。)。圧倒的に目覚めないお父さんに、あいかわらずだな。。。と思いながらそっと布団に(ry
甘えさせてもらってしまった。
しかし起床後は子供たちとひたすら遊んだ。ポケモンフィギア相撲、wiiパーティ、ポケモンカードゲーム、その他諸々。子供たちと遊ぶのは頭の中を空っぽにして楽しめるから好きだ。たまに来て遊んでもらうのと自分の子どもとして日々生活を共にしているのとでは大きく違うのだと思うが。
全力で遊ばせてもらった。相撲もwiiパーティもポケモンカードも同じ目線で、本気でやって、勝った :P(たまに負けるとやっぱり悔しい)
wiiに集中する長男、たまに参加するけど離れてみている次男、お昼寝の長女(末っ子)。長男の鉄棒の腕前は早くも相当なものに。負けたかな。。。期せずして昔からお世話になっている親友のお父さんお母さんともお話。コーヒーを飲みながら近況報告そして御礼。
今年の振り返り
今年はほんとうにあっという間の一年だった。時間の使い方を大きく変えて平日は仕事、休日は仕事と目標に向けた活動に多くの時間を投下してきた。
仕事はイノベーションマネジメントに集中していた頃と比べて、既存事業の戦略含めた、より広い視点を持ってクライアントのグローバル展開・新興市場深耕をテーマに取り組んできた。クライアント企業がもっている事業のグローバル展開におけるissueと現実が見えるとともに自分の力の至らない部分や気づいていなかった強みというか仕事のスタンスがみえてきた気がしている。
仕事に関しては今既にあたらいプロジェクトを既に手がけているので来年から心機一転というのはないのだけど、プライベートに関しては仕切りなおしてまた走って行きたい。
限られたリソースの中でチャレンジし結果を出し続けることの難しさに直面した一年だったと同時に、チャレンジのある人生がいかに充実した、面白いものなのかというのに気付けた一年だった。
やるきるしかないんだって、気負うことなく素直に自然に思えてる。結果を出すだけ、そのために一歩ずつでも歩みを止めずに進み続けるだけだ。

How to enhance creativity

土曜日はglobis主催のTina Seelig氏のセミナーへ。英語の勉強も兼ねて原著を読んでいた。その著者の話を直接伺えるというので出席。
写真から勝手に、知的で物静かな女性が登場するのかと思っていたら、登壇早々圧倒的なテンションの高さと明るさ。早口でユーモアをふんだんにおりまぜて話す話す。あっという間の2時間だった。
著書の中で触れているcreativityを高めるための9つのポイントについて話をされたのだけど印象に残っているのはひと通りプレゼンテーションを終えて対談に入ったときの、日本の経済停滞に対するコメントだった。
”日本はこれまでもそうだったが金融危機以降も経済は以前として停滞したままである。それについてどう考えるか?”という問いに対して、

”なんで日本の人は皆、(経済が)停滞していることのにみフォーカスするのか?いくつかの場所で同様の問を発している人を見かけてきた。一方でそのような日本における機会はなにか?という停滞ではなく成長に関する問いかけを発しているのを見たことがない。
Creativityを強くするためのポイントのひとつとして話したattitudeが関係している。まずは言葉をかえてみてはどうだろうか。停滞という言葉を使うのではなく、機会という言葉をつかってそちらに目を向けてみてはどうだろうか。
勿論アメリカも金融危機以降経済は停滞した時期はあった。しかしその中で多くの学生は自分たちでビジネスを立ち上げていた。彼らは金融危機、経済の停滞というのものを機会として捉えていた。”

勿論、停滞にフォーカスする人の心の中には、その原因を探って、解決策を見出してこそ成長できるという考えがあるのだと思う。しかしその根本原因を探ること多大な労力や時間をかけて、その期間も停滞を続けることは果たして効果的な解決策だろうか。
特に個人のレベルにまで落として考えれば、上記根本原因が見えても個人でリーチするのは難しいのではないか。だとすれば個々人が影響を及ぼせる範囲で回避もしくは解決にあたるべきだし、そのプロセスは機会に溢れていると認識して明るい振る舞いを見せてもいいのかもしれない。
様々な環境は自分に影響を及ぼす、その環境に対して自分が同様に影響を及ぼせるとは限らない。しかしその影響を解釈するのは自分の自由だ。自分の選択だ。その結果生じる自分のリアクションに責任を負えるのは自分だけだ。
まずは明るく前向きな姿勢で認識してる問題をreframeするだけで自分を取り巻く環境は変わるのではないだろうか。そう感じた。彼女の明るい、前向きな姿勢が会場であり僕個人でありに及ぼす影響も目の当たりにしたのだし。