投資銀行青春白書

投資銀行青春白書
2時間程度だろうか、ストーリーも面白くわかりやすくあっという間に読み終えた。実際に所属したことのない祖組織の話とはいえ、Consulの仕事と重なっている部分も多々あり、なるほどという納得感を持ちながら読み進めることができた。各Phaseの詳細の業務内容そしてその業務遂行に必要な知識やスキルを獲得するために理解すべき理論等はつど補っていけばいいとして、実感を持ちながらM&Aにおける投資銀行の役割の全体像を簡単に掴むにはとても良い本だと感じる。岩瀬さんのBlogのなかでも触れられているのだけど、あくまで1つの側面からみたストーリー。
最近Consulのこれからの競合は投資銀行だったり総合商社だったりと言う話も聞く。確かに戦略なりオペレーションを考える際にオプションの1つとして他社との提携だったりというものも検討するべきであり底に強みを発揮できるようになると結果として競合するようになるのではと考える。
また、コンサルには”お金”の感覚と実際にビジネスを実施するうえでの”リスクテイク”に関して弱いと感じるという声も聞こえる。
自分が目指す姿が上で言われているようなConsulに重なるかどうかはさておき、自分の出すべき価値をだすのに必要な知識であり技術であり経験というのは身に着けていきたいし積み上げていきたいと思う。

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