週末容疑者xの献身の映画を見る。
先日小説を読んでいたときに、頭の中ではこのcastでのストーリーをイメージしていたので、自分の中にあるストーリーをなぞるように映画を見た。
小説との違いを考えると、湯川は小説より映画の方がよりキャラがたっている(高度に合理的、ドライ。一方でそのたち方が時折表現される感情面での葛藤を際立たせる)。石神は小説よりキャラがまるくなっている(ビジュアルのギャップ、人間としての表現力のギャップ。にしても堤真一の表現力であり、演出・脚本の仕上がりは素晴らしいと思うのだけど)。
最後のシーンは原作に描かれた内容をみてみたかったなという感もある。映画での描き方には、それならではの対象の絞込みであり、素晴らしい表現がなされているのだけど。
やはり途中目頭が熱くなるシーンもあった。
エンドロールでは、小説では読後心が静かになったのだけど、彼らのこれからに少し思いを馳せた。
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映画面白そうですね。小説とは違ったエンディングとのことであれば、観にいこうかなと思いました。
ちなみに、「キャラがたっている」というのはどういう感じの意味と理解したらいいですか?
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lifeさん、映画オススメです(^^)
小説と映画で異なるのはディテールの部分で、小説で白だったものが映画では黒になっているというような大きな違いはありません。
「キャラがたっている」というのは、個性にメリハリがついている感じの意味と理解下さい。湯川で言えば、小説の内容から想像するよりも映画のキャラクターのほうが合理的・ドライな印象が強く、その分時折見せる情理面が際立ちます(勿論全て私の主観です)。
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メリハリですね。わかりました。
小説は読んでいるので、小説の結論がひっくり返るのかなと思ってしまいました。とはいえ、映画を観てみようと思います。
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観ました。小説の方がよかったと思いました。とはいえ、観にいってよかったと思ってますよ。
他の東野モノもいろいろ読んだり、観たりした限りですが、総じて東野は映像よりも文章の方がよいと思いました。
あとは、この小説は、東野の中ではあまり面白くない部類かもしれませんね。感覚的には、天空の蜂とか悪意とかさまよう刃が面白いように思います。
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lifeさん、そうでしたか(^^)私は東野さんの著作に触れたのはこの作品が初めてでした。今後他の作品にも触れていったら映像と文章の受けとめ方も変わってくるのかなと思っています。
天空の蜂、悪意、さまよう刃。ご紹介ありがとうございます(^^)♪