個の力

結構前からになるがスーツ、シャツ、ネクタイといったビジネス用品を買うお店はほぼ固定している。それぞれのモノが気に入っていたし、お店の雰囲気が好きだからという理由から。先日もスーツを一着新調したのだけどそのときに付いてくれた人が素晴らしかった。
”せっかくのお買い物ですし、既製のスーツでもオーダーメイドに近づけたいのです”
という言葉のとおり、着丈・袖丈は勿論のこと、スーツの立体感、ジャケットのシルエットや背中にできるたわみまで見て、直したほうが良いところを教えてくれる。ディテイルの用語は忘れてしまったのだけど質問したことは詳しく教えてくれる。直すのに必要な費用がいくらかもキチンと伝えてくれる。
何着か同じお店でスーツを買っているが、これほどまで熱意と知識を持って接客してもらったのは初めて。結果とっても自分にしっくりくるスーツが出来上がった。
規模が大きくなるにつれて、意図的にしてもそうでないにしても、組織としてのスタンダードはできてくるものだと思う。勿論それを下回るようなサービスは避けるべきだ。しかしそれを上回ってはいけないというルールはどこにもないと思う(それを定めている組織を見たことがない)。
スタンダードはその組織に属する人間にとって、下回ってはいけない最低限度のレベルを規定するものであり、その上にそれぞれの個の+αを乗せていく。そうであるべきだと感じた。それを上限とみなして、そこに重なっていれば良い、重なっていることが良いのだと解釈されはじめたら、その瞬間からその組織の成長が止まってしまうのだと思う。
自分の力、自分ならではの+αの価値。こだわっていきたい。
#スーツを受け取りに行った際、その方にお礼をいいそびれてしまった。次にお店を訪れたときには是非お礼を告げたいと思う。

「個の力」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    >しかしそれを上回ってはいけないというルールはどこにもないと思う
    >(それを定めている組織を見たことがない)。

    サービス業はそうかと思いますが、某大手酒類メーカーではそうでもないみたいです。あまりによいのができると同じブランドで、次のものが出せなくなるので、「最高の出来」のものはダメだそうです。

    初めて聞いたときはびっくりしましたが、今は納得してます。
    #イシューずれしてますね(^^;

  2. SECRET: 0
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    hirosan、なるほどそういうケースもあるのですね、確かに某大手酒類メーカーへ勤めている知人が昔、”今年のうちの●●はほんっとにできがいい、他社の××(高級品)買うよりも断然お得だ”と言っていました。

    最高の出来でも結局はそのラインでだしてしまっているということでしょうかね(^^)もしくは違う対応をするのでしょうかね、「最高の出来」のときは。

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