答えを求める前に

最近学ぶ機会に恵まれている。新しいことを知る、既に知っていることを再度理解する。相手の方もその道のプロであるし、まさに現実を知っている・経験されている方だし、一般論にとどまらない深い学びを得ることができる。
そんなときに大切なのが自分の中で学びたいポイントを明確にしておくこと、それに対して自分なりの答えを持っておくこと、そしてその答えに固執せず柔軟に相手からの気づきを受け容れることだと思っている。
自分が学ぶほとんどのテーマにおいて唯一解というものはない。そして最終的にはそこからの学びを自分でありチームでありのアウトプットの価値に貢献できるものにしていく必要がある。
そのためには学んだ内容を正解だとはできないし、相手に正解を求めるような姿勢も違う。ひとつの解として理解しながら自分の仮説を検証していくことでアウトプットへの貢献を高めることができる。かといって(特に自分があまり明るくない分野であればなおさら)そもそもの仮説が浅い・方向が違うということもある。そうであれば仮説検証という活動は横において、素直に謙虚に相手の知見を受け容れ咀嚼していく必要がある。
答えを求める前に、自分の中でやるべきことがある。後、そうした時間を相手の方にいただく中で、自分が相手に貢献させていただけるところがあるんじゃないか、というのも考えていきたいところ。