フレームワークの先

何かをするとき、その目的・ゴールから入る。目的を達成するのに必要と考えられるフレームワークを考える。一通り内容を埋める。縦と横のロジックを確認する。一連のキレイ?な構造ができあがる。
大体それだけだと物足りないものになっていることが多い。
なんていうんだろう。プレゼン資料なりその分析内容なりが”生きている”感じがいまいちしない。ライブ感がない。よくできた剥製のような感じ。見ている分にはキレイなんだけど、何か心を打つものがない。
目的に立ち返る。
それが達成されたシーンを想像してみる。
今の状況を再度思い描いてみる、情報を見直してみる。
フレームワークを見直す。
今の目的、フレームワークがベストなのだと自分が本当に魂を込めて、胸を張っていえるのか問いかけてみる。違和感を感じたらその根元を探る。
資料をひっくり返すこともあれば、何も修正を加えないこともある。
いずれにしても、こうした過程を経て、少なくとも自分の中では”生きている”と感じられるものができあがる。
おそらく本当に必要なもの、大切なものは最初のフレームワークを考えた、その先にある。最初からそこにたどり着ければなおいいのだけど、まあ修行だ。