自分のきもち

自分のきもちに正直に生きること、その結果を受け入れる覚悟をもって生きること。
できているような、どこかで大切な気持ちから、一番大切な気持ちから逃げながら生きているような感じがする。このままでいいような、どこかで大きな後悔を抱えながら、後悔を抱えそうな怖さを抱えながら生きているような感じがする。
どうすればいいんだろう。答えは自分で決めるものでもあるし、時間が決めてしまうものでもあるような気がする。

珈琲

前々からほしかったコーヒーメーカーを遂に購入、今日家に届いた。
もともとミルとコーヒーメーカーは持っていたのだけど、コーヒーメーカーのメンテナンスを怠っていためてしまって以来、家でコーヒーを淹れることからはすっかり遠ざかっていた。それがいよいよ復活。ミル機能も一緒になっているので一台で豆からコーヒーにできる。
久しぶり買ったコーヒー豆はスタバのクリスマスブレンド
気がつけば今年もあと2週間。クリスマスまで後1週間。
相変わらずばたばたの時間が続くけど、たまには家でおいしいコーヒーを淹れて、ほっとひといきついていきたい。

アツくぶつかる

土曜日は、大学時代からの友達が京都から目的を持って東京に異動してきたので、たまたま同じ目的を持っている友達と引き合わせるべく食事。この時期なのでゆっくりみんなで鍋でもつつきながら話せたら良いなと思いつつお店を予約していた。しゃぶしゃぶだっただけど、なかなか良いお店だったと思う。雰囲気・食事とも○だった。
大学からの友達だったり、↑に書いたように目的が同じだったり、出身が近かったり、いろいろな共通点をもって会話が弾む。友達夫婦、自分、自分友達の4人だったのだけど途中から友達(夫)とつい思いっきりぶつかってしまった。よくあることなのでお互いも、そして友達(妻)も気にしないのだけど初対面だった友達に悪いことをしてしまったかなと少し反省。
僕は基本的に感情的にものを言う方ではないし、大半聞き手にまわるので口論になることはあまりないのだけどこの友達だったりその周りでつくってる勉強会メンバーとの間では異なる。敢えて立場を明確にわけたくなるし、その上でおもいきりぶつかり合いたくなる。おそらく結論どうこうよりも、そうやってぶつかれる事が面白く、そういう関係であることが嬉しいからだと思う。
これからもアツくぶつかりあえる関係を大切にしながら、ぶつかっていきたいと思う。

お金は銀行に預けるな

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践
自分の金融リテラシーの程度を確認したいというのと筆者への興味から手にした一冊。筆者は勝間和代さん。会計事務所・戦略コンサルティングファーム・証券会社でのキャリアをもたれている。
本を通して”コンサルタント”らしいものの言い方・裏づけ方だなと感じる。とても読みやすい本だった。
金融商品を分類して特長を簡単に説明している部分等はてっとりばやく基礎知識を得るのに適している。
一貫して根底に流れている資本主義社会における金融リテラシーの重要性、それを持たずに今を生きることのリスク、一方でそれ持っていればラクにお金儲けできるわけではないというメッセージは強い共感を覚える。
そして金融を通じた社会責任の遂行へ言及している点、だからこそこうして金融リテラシーを今後よりいっそう高めていく必要があるのだという筆者の意志を感じる。
普段の仕事柄なのか自分のキャリアの方向性からなのか。お金に関する考えが疎かったと思う。そもそもあまり考えていなかった分野ではあるし、結果として収入源のポーフォリオを考えてみれば、自分の労働によるものが大きい。
仕事自体は好きでやっていることだが、お金についてはもっと幅広く、人生におけるリスクと、それに対して自分が選択できるオプションを理解して、分散的に選択していく必要があると気づいた。そして、SRIのような社会に貢献できる資産の運用に、さまざまな形で貢献できればいいなと思う。
心に残った言葉一部抜粋↓

p.36
平均的な日本人の金融リテラシーが低い理由
1. 学校教育および家庭内教育で金融リテラシーが軽視されてきた
2. 社会人になると長時間労働で忙しく、金融リテラシーを磨く暇がない

p.47
金融リテラシーを身につけるここと「ラクしてお金を儲ける」ことは違う。金融リテラシーが身につけばつくほど、世の中に「ラクなお金儲けの方法」などはない、ということがよく分かる

p.52
リスクが計量可能であり、かつ、リスクに応じてリターンが生じる資本主義という社会になったということは、もし金融に関するリスクを計量することもなく、同時にそれを活用することもない人がいた場合、一部の人たちが”現代”の知識を使って生きているのに、そうした人たちは”近代”の知識を使って生きていることを示すことに他なりません。

p.63
日本の金融資産運用は、一人一人が好ましいと思ってリスクを回避する方向で動いてきた結果、国全体としては過度なリスク投資を生むことになり、それが逆に私たちの生活自体にシワ寄せを招いた形になったといえる

p.89
(良い金融商品を初期に見つけるためには)第一歩としては、金融の知識を自分なりに学び、「そういう情報を自分が欲しているのだ、必要としているのだ」という意識付けが重要になる

p.125
資本主義というものは、厳しいいい方をすれば「賢くない人から賢い人へお金が流れる仕組み」

p.159
金融でしっかり儲ける方法の基本5原則
第1原則 分散投資、分散投資、分散投資
第2原則 年間リターンの目安として、10%はものすごく高い、5%で上出来
第3原則 タダ飯はない
第4原則 投資にはコストと時間が必要
第5原則 管理できるのはリスクのみ、リターンは管理できない

p.200
私たちは、身分があらかじめ確定された封建時代に生まれたわけでもないのに、本人の能力ややる気によってキャリアアップできるような社会構造ではなく、生まれた環境によって階層が決定してしまうような構造になってきてしまっている

p.207
私たちはこれまで、政治・経済の動きと金融の動きは別個のものであり、実体経済がよくなれば、金融政策は後からついてくるというのが支配的な考え方ではなかったか