意図的戦略と創発的戦略。GMSの経営戦略の中で触れた大きく二通りの戦略について最近考えている。
■意図的戦略: トップダウンで計画された戦略
●創発的戦略: 活動の結果(ボトムアップで)現れる戦略
…時間の都合により自分の考えを端的に書くと、
「意図的に人が創発的に考えられる場をつくることが大切ではないか」
「世の中頭で分解して把握できるほど単純には出来ていないけど、心で捉えられないほど複雑には出来ていないんじゃないか」
ということ。
そして意図的と創発的をレイヤーで分けると、そしてそれを企業で考えると、トップには理念、ビジョン、そして戦略があり、その下に戦略を意図して作られた組織があり、その下には、創発的に思い、考え、行動できる場を意図的につくって、その創発的なアウトプットを意図的に抽出して、より効果的な創発的活動を促す場を意図的につくる。
そんな、戦略に対して意図的、創発的にアプローチできる、頭と心を往来させるような場(組織、集団)をつくることが大切なのではないか、と思うのだ。
意図的にそしきに”ゆらぎ”を起こす部分を持たせるというのだろうか。
そしてそんな中に”異質”な人間を放り込むことができたら、面白いと思うのだ。
で、書こうとしていた創発的戦略/意図的戦略はどこへ行ったのだろうか…
…以上、創発的日記(^^;)
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>その創発的なアウトプットを意図的に抽出して、より効果的な創発的活動を促す場を意図的につくる。
経営的には、ここがポイントだと思います。
社員の創意工夫を 賞賛し 全店施策へと昇華させる ことにより、社員を鼓舞し、「創意工夫の再生産サイクルを回す 仕組み作り」 これができる企業が勝ち残る時代だと思います。
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お久しぶりです(^^)コメントありがとうございます☆
懐かしいですね、意図的戦略と創発的戦略。昔を思い出します(って経営戦略に終わりは無いですよねっ!?)。
最近Innovationについて色々と考えを膨らませており、このBlogのような内容をざっと考えていました。
創発的、面白いですよね(^^)こうやって色々と考えを膨らませる中で(wituout Critical Thinkingで)結果としてアイディアが、思いも寄らない方向へ結びついて出てくる、そんなプロセスを楽しみつつ、”なんかこう、違うんだよな~”という悶々とした気分を味わいつつやっています。
佐久間さんは自己の中で、意図と創発を使い分けたりされていますか(^^)?
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>佐久間さんは自己の中で、意図と創発を使い分けたりされていますか(^^)? ←このマーク懐かしいです。
ちょっとポイントをはずれるかもしれませんが、 言葉を換えると 「意図的戦略」=基本の型 「創発的戦略」=(基本の型を習得した上での)自分の型 でしょうか?
だとすると、私は、従来は、基本の型無しでの自分の型=我流でしたが、最近は 基本の型を意識するようになり 他人に良く理解してもらえるようになりました。
「基本は大切」 これが、梅澤先生から学んだ一番の知識ですね。
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(^^)←これって何となくGMSのメンバーは、堀さんの影響を受けて遣うようになったような気がしますね(^^)
そういえばMLのなかで意図的と創発的の違いについて少し議論したことがありましたね。懐かしいです。
佐久間さんが「基本の型」といわれているのが、形式知化されている俗に言うMBAの知識でありスキルでありになるのでしょうか。そして「自分の型」というのがそのスキルの使い方、スキルをアイテムとしたときのその使い方、組み合わせ方、変化のさせ方等々になるのかなと解釈します。
佐久間さんは創発的→意図的へバランスをとられるようになってきたと。いいことですよねっ(^^)!!
梅澤さん、僕にとって本当に素晴らしいRole Modelです(^^)