感謝して補助輪を外す

詳しくはかけないので例えて書く。
初めて自転車に乗るとき、補助輪をつけていた。補助輪とは、後輪の左右に伸びる小さい車輪で、左右から後輪を支えることでバランスをとるのが難しい自転車のバランスを担保する道具である。とても安全だ。補助輪をつけて自転車に乗ってるうちはよほどのことが無いとバランスを崩して転ぶことは無い。補助輪が守ってくれる。
ただ、慣れてくるとどうだろうか。滑らかにカーブを曲がろうとしたときやその他諸々の場面で、補助輪という存在は必要性を失ってくる。
そんな補助輪を外すことを決断した。自分ひとりでの決断ではない。周りからのアドバイスであり、その中での決定である。周りとの会話の中では、補助輪が補助輪として機能していない、それならつけている必要は無いだろう。むしろ無いほうが走りやすいのではないか等々色々な話が出た。
たとえが下手だな。うまくかけない。
端的に書く。
補助輪をリリースした。
費用対効果が低かったからだ。
でもその決断は僕が自発的にしたものではない。
リーダーは誰なんだ?
リーダーとは自分のチームがチームのミッションを果たすために(自分を含む)リソースをタスクに配分して走っていく存在だ。
リーダーは誰なんだ?
視点を変える。
補助を外すと初めは大体ころぶ。
でも補助輪が無いほうが自由に運転できる。
転ぶリスクを抱える分プレッシャーも高まる。責任感も高まる。
で、リーダーは誰なんだ?
時に補助輪を邪魔に思ったこともある。それでも自分を守ってくれている存在、頑張ってうまく走っていこうと思い続けてきた。それでも間違えていた。優しさと依存を混同していた。
僕は感謝して補助輪を外す。
そして成功へ向かって走る。これまでより強いモチベーションとレスポンシビリティを持って。
転ぶならスピードを出す前に転べ。
走り出す前に方向を間違えるな。
あくまで頭は冷静に。