たこやき

実家でのGW最後の夜はたこやきだった。僕はおそらく物心ついた頃からたこやきが好きだった。
京都・大阪にいた頃は不自由していなかったのだけど東京ではなかなかこれぞというたこやきやさんを見つけられずにいる。渋谷~表参道の中間でみつけた第八蛸華丸は確かにおいしくて何度か行っているけど、さりげなく実家近くで親友父親の同級生がやっているたこやきやさんの方がおいしく感じられたりする。
話がそれた(そしてこれらは以前も同じようなことを書いたような気が)。まあいいか。
たこ焼きはとてもいいものだと思う。準備~調理の過程を楽しめるというのは鍋等も同じだが、そこに幾らかのテクニックが必要とされることが面白い。また何を具として採用するかもチャレンジはバリエーションに富み(好みの問題かもしれないが)、それに対してリスクが低い(鍋は一度チャレンジしたら全てを取り替える必要がでてくる可能性がある)。また、市販のたこやき用ホットプレートはものによって熱にむらがあるものがるので、そうなるとたこやきのローテーションというチームプレーも求められる。ホールを狙ってそこへ串でたこやきをはじいておとす。パットにも似た要素も入り組んでくる、弱すぎれば他のたこやきに阻まれて何度もちょいちょいつつく必要がでてくる。強ければそのまま外へとんでいってしまう。
そんなことを思いながらオーソドックスなたこやきをひたすらやいて食べていた。

へんないきもの

へんないきもの
早川 いくを (著)
以前、パートナーから本をもらったと書いていたのだけどその中の1冊でずっと気になっていた1冊。今日遂に読んでみた。
とっても面白かった。タイトルから”へんないきもの”について書かれているだろうというのは誰しもが想像しうるところだと思うが、そのへんないきものの生態以上に筆者のネタ口調が面白い。ところどころに(へんないきものの生態を語る上では)どうでもいいような、そして本当かウソか一見わからないような(どっちでもいい)ネタをはさんでくる。思わず噴出してしまった。
ネタばれになってしまうので面白かったところを抜粋とはしないがオススメの一冊。特に”オトナ語の謎”のようなノリが好きな人は楽しめると思う。