Teamである意味を大切にする

今のプロジェクトもほぼひとりで全てまわしている。前のプロジェクトも日本のクライアントで、日本メンバーは僕一人であとはインドのメンバーと体制を組んでいた。日本ではひとりということだ。
前回のプロジェクトで僕は日本でのタスクの全てをひとりでやろうとした。結果としてやりきったのだけど、周りにはアドバイザーでありパートナーでありサポートしてもらえる面々がいたのに僕は結果としてそこに頼らなかった。
プロジェクト後反省した。
なぜサポートしてくださろうとする人がいたのにそこに頼らなかったのか。その面々を含めたTeamとしての価値の最大化を目指さなかったのか。自分がベストだという確信がないのなら、倒れそうになりながら時に出口の見えないトンネルを走り続ける日々を辛く思うのなら、なぜもっとうまくTeamとして機能する事を考えなかったのか。
今回もひとりで回している。そした幸い周りにはサポートしてくださる方々がいる。勿論チームの体制からして自分がほとんどのことをやる必要はある。それでも最大限頼らせていただいて、Teamとしての価値を最大化することに注力したい。
ひとりでやれることは限られている。
そのTeamだからこそつくれる価値を目指しつづけたい。
もしそうしないのなら、”その”Teamであることの意味がないのではないかと思うのだ。
プロジェクトの目的を達成するところから逆算してプロジェクトはデザインするが、それぞれのディテイルの中で、クライアントと時間を共にするその瞬間の中で、そのメンバーだからこその価値をいかんなく発揮できるようなTeamでありたい。
そうでないと、”その”Teamであることの意味、そして各人が唯一の各人である意味が薄まってしまう気がするのだ。
がんばろーっと。

team building

新しいプロジェクトを初めてしばらく経つ。日本からは僕ひとり、後は海外のメンバーで組んだ今回の体制。今のところとてもスムーズに動けている。海外メンバーのリーダーは自分のcapabilityというか組織のmissionというかの範囲内でmanageしたいというスタンスが見てとれるけど(これはこれでとても大事なこと)。他の若いメンバーがmotivation高く、少々高いハードルを設定してもストレッチしてぶつかってくれていることがとても心強い。
インド英語のintonation, pronunciationも、kickoffで初めて話したときには少々冷や汗をかいた(・・・え?って)が、週に2-3回の頻度でteleconfをしていると徐々に慣れてくる。
1つ、明らかにchallengingなタスクが見えているが、なんとかできるかな、という気がしてくる(いや、なんとかしないといけないんですが)。
自分一人でできることには限界がある。強いteamにして価値をつくっていきたい。

チームであることの意味

ひとりでやる仕事は限られている。そしてひとりでやるプロジェクトはない。参画するコンサルタントがひとりのプロジェクトはあっても。複数人でチームを組んで動く。その中で大切にしたいのが、そのチームであることの意味だ。つい忘れてしまいがちだが。それはチームの能力を最大化する、チームメンバーの成長を最大化するのに必要な要素だろうと思う。
ここに気付いてない人間は、チームだからこその成功経験を持っていないのか、isolateされた環境で能力を最大限発揮できるタイプで周囲に干渉しないか、個々人の能力最大発揮は個々人の責務であるという考え方をもっているかといったあたりだろう。
メンバーとして動く分には、ひとりで仕事をする分には上記でもまだいいがマネージャでありパートナーであり、人・組織を率いる立場になるとそうはいかない。そして冒頭のにも書いたが一人でやる仕事は限られている。
そうこう書いている自分もタフな状況ではついチームであることの意味であり、チームとしてのパフォーマンスを最大化するところへの意識が薄れてしまうことがある。
自分が優秀であること、価値があることは前提として(そうあるための努力は怠らず、でないと自分が要らなくなってしまう)、チームにも意識を伸ばして走っていきたいと思う。

チームワーク

今回のプロジェクトは陸上でいうと400M走。ペース配分はある程度考えるにしても基本全力疾走。前半でセーブすると後半巻き返せるかどうかが危ういし、飛ばしすぎたら最後までばてずに走り抜けられるか危うい。
そんな中で嬉しいのは信頼のおける仲間とのプロジェクトであるというところ。既にチームビルディングできているというのもあるし、そもそも馬が合う。本格的にプロジェクトを共にするのは初めてで日々学ぶことは多い。素直に学べることもあれば反面から学ぶこともある。歳が近いこともあるのでそうこうして気づき、学んでいる自分を見て気づくところも多い。
気がつかないうちにできあがっていた自分の甘いところであり、自分の強いところでありに気づくことができる。
プロジェクトを成功させることが第一だが、その過程で自分とチームを高めることができたらと思う。
#最近写真を撮っていなかったので無理やり撮った照明。家電やモバイル端末が増えるにつれて家の中のコードの収拾がつかなくなっていく。。

友達とか仲間とか

自分のプロジェクトを先週前半で一区切りつけたので、比較的時間に余裕ができていた。そんなときに同じチームのコンサルタントが少々クリティカルな状況になっていたのでサポートに入る。プロジェクトに区切りを付ける前からも入っていたので、より参画度を高める感じ。
こういうときはなかなか面白い。何がかというと、人が何で動機づけられているのかを目のあたりにすることができるから。彼本人と話していて主体的にサポートする人、頼まれたら動く人、彼の話は聞いているけど自分の仕事に集中している人、だけどパートナー経由で話がきたら引き受けて動く人、それでも動かない人、彼の話が耳に入らない(届かない)程の状況に自分の仕事がなっている人(こういう人に限って話を届けることができるととてもサポーティブだったりする)etc…。
組織である以上いろいろな関係があるのだと思うけど、常に自分の考えに従って行動を選択していきたいと思う。