何を待っているのか。

迷っている時間はない、行動を起こさなくてはならない。そう思っているときに、迷っている時間はなくて行動を起こさなくてはならないのですと上を説得するために材料を集める。時間がないという切迫感が焦りを生む。焦るほどに論理を飛躍させて主張してしまいそうになる。説得される側はその焦りが見える程に相手のメッセージにバイアスがかかっていると先入観をいだき意思決定のハードルを上げる。細かくじっくりみようとする。結果として意思決定は先送りされる。それゆえに更に焦る・・・。
今意思決定する価値とリスク。
今意思決定しない価値とリスク。
”動く”という意思決定だけを考えれば必要なのは上記の比較とその結果をみるのではないか。
一歩踏み出す前に、行き先と千歩の道筋と必要な体力やら食料やら一緒に歩く仲間やらが全て見通されていなくてはならないのか。でなければ最初の一歩さえ踏み出せないのか。
なんだろう。
企業に限らず個人にも同じ事が言えるのだが。