競争戦略論Ⅰ

競争戦略論Ⅰをちょっと前に読み終えた。
濃い。
当たり前の話だが、大切なのは現実の中でどうするか。普段の仕事にしてもそうだが、フレームワーク、その内容の背景・裏付けをどれだけ知っていても、大切なのは”で、この事実ってどう解釈するの?”、”で、その結果があるからどうするの?”という部分だと考えている。
フレームワークを使うために現実があるのではなく、現実を整理し、より確度の高い戦略を導き出すための道具の1つとしてフレームワークがある。
種々の理論も良いけど、もっと現実のビジネスから学び、現実のビジネスに多くを還元していく必要がある。

今ひとつの感想を抱いたこの本ではあるが、今でこそ古典的なフレームワークとなった、5F、VC、競争戦略を0から生み出した、ということを考えると、それに関しては本当に素晴らしいことだと思う。
自分はそれらを見て、今という時代にいることで自分の考えなりを広げることができているのだから。
今後何度も読み返していくことで、自分の中でのこの本の価値は大きくなっていくと感じる。

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