気を緩めた週末

この週末は気を緩めた。
読みたい本、見たいDVD、先回りで片付けたい仕事等々、ほとんどストップさせてゆーっくり過ごした。
3/24(金)にProjectの最終報告をして、仕事が1つ完結したからだ。心身ともに少々の余裕を得て、これまでに比べたらプレッシャーの少ない週末を迎えることができたからだ。
●金曜の夜に軽く飲みに行って、家でも少々飲んでぼーっと夜を過ごす。
●土曜日は昼前に起きて、午後は勉強会に参加。1つケーススタディをやる。夜は外で早めに食べて家ではお酒を飲みながらテレビを見て過ごす。
●日曜日は昼前に起きて、午後から先の仕事のためのMeetingを1本。それも17時過ぎには終わり夕食のおかずを買って帰宅。早めに夕食を食べて、本を読んだりこうして日記を書いたり。
って見ると土日で1日分は働くか勉強するかしてる(^^;)
それが最初に書いたように、全く持ってゆっくり過ごせていると感じるのはプレッシャーが無いから、そして自分の好きなペースで動けるからだろう。(後はたくさん寝て、元気だったからかな。)
さっき書いた国家の品格から、人としての豊かさや日本人としての品格を改めて自覚することができ(受け売りはしたくないし、何が品格か。どうあることが日本人らしいかっていうのは自分なりに解釈して生きたいと思っているけど。)目的を定め、過不足無い手段を定義して、それに則って動くって言うことに対する若干の心の”渇き”みたいなものも自覚・解消できそうな気がしているし、これまで以上に自分の生活・人生というものを愉しめそうな気がするし。
今日はゆっくりしながら、明日以降参画する次のプロジェクトの資料でも一通り頭に入れてしまおう。
ゆっくりしようとした方が効果が上がってる気がするな(^^)

国家の品格

国家の品格
自分にとっては面白い内容だったし価値ある本であったと思う。中には偏った考え方や論理の飛躍もあったけど、まあそれはそれ。そんなに気にするものでもないと思うし、筆者も自覚して書いているのだと思う。
文学・宗教・歴史といった内容については論理の飛躍や強引な展開は読んでいて分かるものの、では具体的に自分はどう考えるのか、それを主張するだけのバックボーンを持っていなかった。後、ひっかかるところは本筋とは関係の無いところであった。
日本・日本人の素晴らしさと、自分が持っている(はずである)趣を愉しむ心を思い出すことができたと思う。
社会人になってからこれまで、仕事に必要な知識や、自分が今後使いたい知識は身に着けようとしてきたけど、もっと幅を広げて、日本の文化というものを愉しめるようになろう、と思えた。
最近、といっても2週間くらい前だけど、夜外に出たときに空気のにおいが変わってきていたり、雰囲気が変わってきていたりしてる、ということにふと気づいたときがあった。季節の変わり目特有のにおいであり雰囲気である。
何故か冬から春に遷り変わるときと、秋から冬に遷り変わるときのこのにおい/雰囲気はとても切なく、さびしく感じる。
なぜか。
それに対するこたえを特定することはなくても、ただそういうことを感じられる感性というものを大切にして、それを成長させていくこと。その大切さと愉しさというものを思い出させ、それができることの価値というものを改めて自覚することができたと感じる。
国際人になるために必要なものは、英語よりもまず本当の”日本人”としての自分。
これは賛成(^^)