考える力/伝える力/動かす力

昼間は客観的に自分を見つめて、その上で考えて、自分の成長を感じる、なんていう時間的余裕は結構無かったりする(^^;)その日やるべきことを終え、家に帰り、こうしてBlogを書く中で客観的に今日という日を振り返り、自分の行動と結果を眺めて、どうしたほうが良かったのか等を考えて明日につなげることができる。楽しい時間である(^^)

明日やるべきことを考えるとあまり振り返る時間が無かったりするのだが。

ただこの時間の大切さを僕は知っているつもりだ。それはProjectにおいても同様だ。僕は冒頭で、昼間は自分を見つめて考えて成長を感じる時間はないと書いた。それは無くてもいいのだと思う。大切なのは自分の本当のMissionというのを忘れずに掴み、それに照らして物事を判断するバッファを自分の頭であり心でありに持っておくことだ。

往々にして人は、スケジュールがタイトになってくると、時間軸でしか物事を見なくなることがある。その結果、その時間にクオリティをあわせるようになり、目の前のタスクに対して当初割り当てた時間を前提としてその制約の中で”できる範囲で”品質を保持しようとする。その結果、だましだましで時間内でこなされたタスクのアウトプットをインプットとして開始するタスクにしわ寄せがいき、その分”できる範囲”で品質を保持するその”できる範囲”がどんどん狭くなっていく…その繰り返しで品質は悪くなり、それを引き継ぐTaskにかかる時間も増えていく(+品質を高めるための(余計な)Taskも生まれ結果として積み上げると当初けちった時間の何倍、何十倍もの時間を要することとなる)。

後になってパンクしResourceとCostを上積みする。Scheduleを伸ばす。要件を削る、リリースを段階的にする。Trouble Projectの出来上がりである。(こうなったとき(でなくても)大切なのはお客様に対して、社内に対して透明であることだと思っている。)

これを人に置き換えると、PとPCの関係ということになるだろう。

PerformanceとPerformance Capabilityの関係であり、金の卵とそれを生む鶏の関係である。金の卵を短期間にたくさんほしいと考え、鶏を育てることをせずに卵だけ産ませ続けると鶏は死んでしまう。結果として金の卵は手に入らなくなる。もし最終的に手にする金の卵の数を最大化したいのなら、その短期的なペースだけに着目するのではなく、鶏を卵を産める状態に保つことにも着目する必要があるのだ。別の言い方をすると、収穫だけしていてもだめだよと。収穫するためには土壌を豊かにし、種を蒔き、水をやり、栄養をやり、というプロセスを怠ってはならないのだ。

ということでタイトルへ戻る。考える力/伝える力/動かす力。

何が言いたいかというと、人を動かすときには、何のためにそれをするのかという目的の定義、その為にやるべきことの定義、そしてそれを誰がやるのかというRoleの定義、必要に応じたHow toの定義が必要(考える力)、そしてそれを相手の頭にだけ伝える(いってることはわかるけど…の状態)だけではなく、必要性と自主性をもって動いてもらうために心に伝える力が必要。で、必要に応じてHow toの具体的な使い方の例を示し、チームでのTaskであれば、そのチームのKickoffをコーディネートする等をし、歯車を回し始める最初の力点になることが必要で、その後は定期的に油を差してその歯車を円滑に回していくことが必要(動かす力)だと。

…今日の自分、今までの自分はどこまで上記ができていただろうか。直接的に変えられるのは、そしてコントロールできるのは自分だけである。もっと効果的に影響力をだしていこう(^^)効果的な影響力とは??今思いつくのは、より具体的に考え(目的、手段、Role)、相手の心に伝え(行動することの目的、相手にとっての価値)、動いてもらうことだろう(歯車の最初の一押し、その後のメンテナンス)。

そして、あくまで周りへ依存する前提ではなく、それができないときには自分でドライブするという前提で臨む事だろう。

…昔自分が書いた、Projectを共にしたマネージャ、コンサルタントを改めて思い出し、その偉大さを知ると共にそこに近づく舞台に(隅っこでも)立てている自分を嬉しく思い、そこでの自分のPerformanceを情けなく思う(^^;)

で、どうするかといえばやるしかないのである。