Hakone

この週末は(半ば無理やり)箱根の温泉へ。久しぶりに自分のPCを手放しての週末だった(現在その分のリカバリー中なのだけど(^^;))。
とても良い旅館だった。全体の雰囲気・外の世界との壁のつくり方が特に良かったが、細やかなサービスもうれしいものが多かった。
旅館に足を踏み入れると外とは一線を隔して、その旅館の世界がつくられており、外はあまりみえないようになっている。旅館の棟がL字がたっぽくなっていて、そのLの内側に露天風呂や庭等が配置されている。なんとなくディズニーランドっぽい。
また、チェックインを待っている時間は食事どころがカフェとしてあいていてコーヒーを自由に飲むことができる。夜は22時からなくなるまで中華そばが無料で食べられる。露天風呂を出るとそこには氷に刺さったヤクルトが。そしていろいろな柄の浴衣を自由に選べる所に至るまで。細かいながらもうれしいサービスが多い。
部屋の雰囲気も、食事も、温泉もよく、挙句には岩盤浴も初めてやってみた。横になって早々に眠りにつき、20-30分後に目が覚めたら全身汗だく。横になれるぬるめのサウナという感じで気持ちがよかった。
こうした場所にきて普段の生活を振り返るとどうも肩に力が入っているというか、ほっと心から落ち着く場所・時間を確保できずにいるというかを感じる。おそらく思うのは、箱根に来てみると何も意識をせずとも目に緑が飛び込んでくるが東京ではそれがなかなか無い。むしろ飛び込んでくるのはビルやアスファルトの色。
そして普段生活している空間がだいたい家とオフィスなのだけどどちらもくつろげるスペースがない(特に問題は家。会社はどうにもならないので)。
これからは意識して自分をリラックスさせていきたいと感じた。
旅館近くの公園にふらりと近づいてみると、そこにはまだ桜が残っていた。