Yakiniku

金曜日は、同期と錦糸町の焼肉へ(ホルモン倶楽部)。ふと考えてみると、食事に行ったとBlogにエントリーしているときはかなりの確率で話の内容は、①仕事系②結婚系③その他プライベートになっているのだけど今回も前例にもれずそれら。②と③が分かれるあたりが自分たちがそれなりに歳を重ねてきたことを感じさせる。
仕事については社会人になってからそれなりに経験を重ね、自分として何がやりたいのか/何をやるべきなのかを考え、行動に移す時期にさしかかっているのか、今の仕事に限らず自分たちそれぞれの意志に関する話をする。仕事や組織に属するということについての価値観が違うので話しているととても面白い。違うと思うことも(互いに)あれば、新しい気付きをもらえることもある。(仕事/気付きに限らず)抽象的に言ってしまえば3つ。
1つは、自分の人生で何をしたいのか/するべきなのかをその時々であっても明確にしてそれに従うこと。
1つは、それを考えるだけ、言うだけに終わらせず体現していくこと。
1つは、何をするべきかと現実にGAPがあったとしてもその現実を楽しみ自分の成長につなげること。
自己実現からTopDownで考えるキャリアやライフプランがある一方で、Planned Happenstance Theoryのようにその場その場で柔軟に、偶然の機会を受容れながら進めるキャリアやライフプランもある。どちらが良い/悪いという議論ではなくどちらも大事だよねと。
その他の話は、いろんな意味で面白かったのだけど、”お前もここにきてようやく人間らしく悩むようになったか”、”ロジックじゃないんだって”と嬉しそうにしていた同期の顔が印象的だった。相当うれしそうにしていた・・・。前々から人間らしく悩むこともあったと自分では考えていたのだけど。ロジックで片付けようともしていないし。まあとにもかくにも色々と感じ・学ぶことの多いここ最近。
こんなこと頭で考えてどうこうするわけではないけど、他人と同じ悩みであったり、一般的に悩むべきことで悩んで、その苦しみを打ち明けると、その相手との距離が一気に縮まるのだと感じる。悩み・苦しみながら発する言葉が、心からの本当のメッセージだということを何よりも強く示し、相手に相手の必要性を強く訴えるのだろうと思う。
”お前キレイすぎ。まじめすぎ。普通だったらな・・・”という話を聞き、笑いながら食事を続けた。なるほどなあと思いながら、まあ自分らしくやろうと思っていたのだけど。
つくづく自分が人に恵まれていることを感じながら、そんなことはストレートに伝えることも無く、真剣にそして笑いながら食事をして帰途についた。