自分らしく

金曜日は親友が東京へ出張に来ていたので、東京の友達も含めて銀座のbarで飲む。中学から大学まで共にしてきており、気心が知れている。それぞれの仕事の話やプライベートの話をする。僕を含めて3人で飲んでいたが、僕を除く2人は既婚。一人はまもなく2児の、一人はまもなく一児の父親となる。
最近色々とあるので相談というか現状というかを話す。2人の話を聞いて気づいたのだけど、みな基本的に同じことをいってくれる。簡単に言うと”自分らしくやればいいんだよ”ということ。
最近のような生活をしていると、何が自分らしいのかがわからなくなるときがある。違和感を感じながらもそれを解消する努力をせずにそれを許容しようとしているときがある。
自分らしさって生きていくうえでupdateされていくものだと思うし、人は多かれ少なかれ変わっていくものだと思う。ただ、長く濃く同じ時間を過ごしてきた友達と話をしていると、改めて”自分らしさ”というものを思い出す。”ああ、こんな感じだったな”と。そしてその自分と重なることも、重ならずにいることも全てが受容れられる居場所の存在を思い出す。何も意識することなく、何の違和感も感じずに自分として存在することができる居場所だ。
そんなことを思いつつ散々飲み、ひとり友達を送ってからカラオケへ。散々飲んで歌って深夜と明け方の間くらいの時間帯に家に帰る。
相変わらずな自分たちに我ながらあきれつつも、こういう居場所があることを幸せに思った。これからも大切にしていきたいと思う。