人として

たまに人としての考え方であり行動でありを褒めてもらえることがある。同僚でありクライアントでありから。リアクションはうまくとれない。自覚していないもしくは自覚したことを認識しないようにしているので。自分が見習うべき人の存在がいかに多くいるかを目の当たりにしているので。そんな自分を顧みたときに、自分が明らかに影響を受けた本が3冊思い浮かんだのでここに記しておきたい。自分の中に残っているエッセンスと共に。
7つの習慣―成功には原則があった!
レスポンスアビリティの話に尽きる。外部からいかなる刺激を受けても、その反応は自分で選択することができる。その選択は自分の責任である。そしてその結果についても自分の責任である。一方で、そもそも自分がコントロールできない範囲、影響を及ぼせる範囲、コントロールできる範囲の切り分けは明確にする。コントロールできない範囲の事象を思い悩む必要はない。自分への影響を想定しそれに備え、最悪のケースに対する覚悟を決めるのみだ。
ファシリテーター完全教本 最強のプロが教える理論・技術・実践のすべて
解釈は単純に、という話に尽きる。何も複雑に考える必要はない。相手の言ったことを言ったとおりに解釈する。言外の何かを受け取っていたとしてもだ。言外に受け取った話はこちらの解釈であり、相手のメッセージではないとする。相手がメッセージしていないことについて議論をしても相手にその理由も意味も伝わらない。であれば言外のことはテーブルに載せない。解釈は単純に。心中は敏感であってもインターフェイスは鈍感に。
人を動かす 新装版
率直に。誠実に。これに尽きる。上で解釈はシンプルに、インターフェイスは鈍感にと書いた。一方で人間常にそうした割り切りができるわけではない。その時は率直に誠実にコミュニケーションする。あくまで議論の目的に忠実に。
この本には他にも、相手に”自分は重要な存在だ”と思わせるであるとか、いくつか具体的なtipsも書かれていたがそれは個人的には参考にしていない。ほんとうに重要であれば、誠実にコミュニケーションする中でそれは伝えられる。そこなくしてはただのうわべだけの話だと僕は考える。
明日から、上記が大切になりそうな気がしているので。杞憂であればいいけど。