国をつくるという仕事

この金曜日は久しぶりにグロービスIMBAのセミナーへ。スピーカーが西水美恵子さん、感銘を受けた”国をつくるという仕事”の著者であったので。
やはりこういった講演に慣れられているのか話し方が上手い。言葉の緩急、視線のおくり方、オーディエンスとのコミュニケーションのとり方。なるほどなるほどと感心そして学習。
過去に自身の腕の中で、脱水症状というだけで、息を引き取ったナディアに導かれるように走り続けてきたworld bankでの話その後の話、そのなかで見て経験してきた世界のpovertyに関する話、衝撃的だった。
近年新興国への関心は、市場としても生産拠点としても高まっていて、コンサルティングのテーマとして上がってくることも増えている。BOPという言葉も生まれて久しく、そのボリュームゾーンを以下にして捉えることができるかという点に課題認識をもたれている企業も多い。僕自身も先日インドへいってきたばかりだ。
それでも、僕がこれまで見聞きしたインドと、西水さんの話にでてくるインドは全く違う。本当に同じ国の話をしているのかと疑いたくなるほどに。勿論目的によって使う尺度であり見るべき観点は変わる、にしてもだ。自分の無知を恥じた。
自分の人生、何をなすためにいきるのか今一度考えたい。