具体的な強み

自分の”具体的な”強みって何だろう。
週末TOEFL無料模試を受けたあと食事をご一緒した方との中でふと出てきた話題。明確に答えることができなかった。これからの活動にも関係してくるのだけど、自分という人間の強み・弱み、MissionやValuesというものをちゃんと理解していきたい。
そして、最近複数の方から言われて思っているのが、自分のRole Modelを見つけた方が良いということ。まさに強みや弱みを具体的に考える・比較する対象となるし、そういった対象があった方が日々の活動における成長意識も高まる。
います。(今は負けてるけど)負けたくない人、追い越したい人。
そう考えるとわくわくしてくる(^^)

通信簿

週末勉強会に参加していただいたやり手コンサルの方。嬉しいことに参加メンバーそれぞれに対して3時間の勉強会の中での通信簿をつけてくださった。各人の強み・弱みについて触れられていて、今後成長するためにどういったスタンスで勉強であり仕事でありの機会に触れていくのが良いかを書いている。
…鋭い(^^;)
3時間でこれだけ鋭く見抜く力 + 納得して素直に今後の成長の糧にしたいと思わせる文章の流れ + 言葉の選び方。前の日記でも書いたのだけど、これも”水”になれる人、”場”をつくれる人の強みだと思う(この強みがあるから”場!をつくれるのかもしれないんだけど)。
僕の通信簿を一部だけ出すと、
強み:
 ・何かにつけて飲み込みが一番早い
 ・ディスカッションのゴールのイメージを早い段階で見つけ説明できる
 ・問題把握、検討の切り口のとっかかりを拓くところで活躍できる
弱み:
 ・(飲み込みが早いという自負から)最初に理解に囚われがち
 ・素直な正確が上記を補ってるけど、指摘されないと気づかない
 ・何か腑に落ちない、何かおかしい、という違和感を見逃さないようにしましょう
強みはまあこれまで勉強してきたことや普段の仕事が手伝ってくれてるのだと思うし、特にどうということはないのだけど(そりゃあ過去に学習・経験してわかっていることであれば飲み込みは早く見えるよね)、注目すべきは弱み。非常に端的に突かれていて嬉しい。
最初にこれでいけそう!っていうフレームを描いたらそれで問題を解いていきたくなる。周りの人の頭にあるフレームを自分の頭のなかで使えなくなってしまう。ただ、自分が納得したものであればそこは素直に取り入れるのだけど、納得するまでぶつかり合わないと×。論理的な正しさ、ロジックの抜け漏れや破綻に敏感になるので、逆にロジックがキレイに組めるとキモチの方で感じる”なんかなあ”という信号を無視したくなってしまう(無視してしまう)。
上記弱みでまず最初に治すべきは、自分の中でひらめいたベクトルとディスカッションの中で形成されていくベクトルをうまく合わせていけるようになること。そのためには自分がいける!と思った考えをまずディスカッションのテーブルに全部出してしまうこと、それに対してフィードバックをもらうこと。論理的で性格が素直なら、そこでもっといい考えがあるとなれば軌道修正できるはず。自分の考えを内側にもって頭を回しててもやはり囚われてしまう。
ディスカッションしてくれる人、率直に否定してくれる人が自分には必要。
そして次に、キモチの”なんかなあ”にちゃんと立ち止まって耳を傾けるようにする必要がある。そのためには左脳だけのディスカッションをやってても×。なんていうのかな、もっと適当にというか、頭を緩めてというか、ロジックのピラミッド一回壊して、右脳からあふれてくるアイデアや違和感をそのまま意見として出していかないといけない。
クールなコンサル(?)みたいなイメージは捨てて、もっと面白い、わくわくするようなとっぴな意見もどんどん言っていきたい。その方が価値あるディスカッションになるし、頭だけじゃなくて心からの合意形成ができるし(頭だけの合意なんてあるのか?)、結論もより”魂”がこもったものになってる。
ついつい目的やロジックの構造に頭を傾けるクセがついてるみたいなので、それを外して自由にディスカッションできる人が自分にとっては必要。
自分の成長のために人が必要だ、なんていうのはおこがましいし気持ち悪いのだけど、素直に思えるのは一緒にディスカッションをできる、自分を必要としてくれる友達でありチームメンバーでありの大切さ。
肩の力を抜いて、適度な緊張感を持って、楽しくつながっていたいと思う。
#そのコンサルの方にも言われたのだけど、メンバーそれぞれが違った強み・弱みを持っていてチームとしてバランスが取れてる + このチームでならより多くの学びが得られる。現実のアウトプットする価値に結び付けるべく楽しくストレッチしていきたい(^^)

魚と水

水魚の交わり、という言葉があるけど、今回の気づきはそれとは別の意味。
この週末に以前つくった勉強会をやったのだけど、今回は特別ゲストつき。シニアのやり手コンサルの方が横で見ててやるという話があったのできてもらった。彼としても若手を育成する上で、今の若いやつらが何を学びたくてどうしようとしているのか、またその過程でどのあたりのサポートが必要になるのかを勉強したい、ということだった。
かなり厳しい人という話を聞いていたので少し緊張していたのだけど、いざあってみると一人歩きしていたイメージはどこかへとんでいって、やさしくも厳しい、厳しくもやさしい、鋭いコンサルの方だった。ディスカッションを始める前にこれまでやってきたことを簡単に話す。そしてディスカッションに入る…の前に各人がこの勉強会に求めるもの、それを得て自分がどうなりたいのかという考えにつっこみ(アドバイス)。ディスカッションに入りIssueを特定しない分析をしてきたメンバーにつっこみ(アドバイス)、Issueを特定してそれに対して分析して答えを出してきたもののそれを話してもどうもディスカッションの幅が広がらないメンバーへつっこみ(アドバイス)…。
アドバイスという言い方が適切なのかわからない。ただ、怒るわけでもなく、やり方を縛るわけでもなく、問題点がありそうだと思ったらメンバーに質問し、議論が詰まってるかなと思ったら新たな軸から突っ込みを入れ、といった感じ。そうやって刺激されながらディスカッションしてると、頭の中でこうした方が良いなと思っていたことがみるみる体現されていく。あっという間の3-4時間。
で、そんなこんなの学びはあったのだけどそれらとは別に気づいたのが”水”。
そう、ほかにも何人かやり手と思しきコンサルの方々と仕事ででも何でもつながってきたのだけど、共通に考えられるのは、彼らは”水”になれるということ。
これまで、道具を増やして・磨いてばかりしてるんじゃなくて、それを使う自身の筋肉を鍛えたいと意識していたのだけど、そのもう一歩先になるのだろうか。道具を持ち、筋肉を鍛えた人間たちが気持ちよく動き回れる水であり空間でありを提供できること。”場”を築けること。しかも広い。
場を意識したときに往々にしがちなのは”柵”をつくるということ。自分がコントロールできる範囲、プロジェクトのリスクが大きくならない範囲等何らかの”柵”をつくる。しかし、やり手コンサルは柵を設けない、もしくはなかのやつらが泳ぎ疲れてしまうほどの広さを持ってる、もしくは設けているがその存在を気づかせない。
水の流れに逆らったり従ったりしながら存分に泳いで、疲れたころに全員が進むべき道が絞られる。そのころにはともに疲れた経験が、その道を進むことに対する強いコンセンサスをつくりあげている。
コンサルって、誰もどこに進んで良いのかわからないような中で進むべき方向を見つけて、泳ぐスピードもはやくて、切れ味の鋭い魚みたいなイメージがあったけど、違うかなと。そもそも魚じゃなくて、どんな魚も心地よく泳げる/育てる水なんじゃないかなと。
ここまできてふと気づいたような気がした。
#そしてよくよく考えてみると水魚の交わりの水魚ってのと似たような意味かな。

専門性とばか

27日はベンチャーを経営されてるYさんと食事。22時前くらいにお店に入ったのだけど、久しぶりにお会いしたこともあり、お互いの仕事の状況、キャリアについて、プライベートについて、いろいろと話が弾む。その中で印象にあった(かつBlogに書きやすい)話を書くと2つあった。
●自分の専門領域って、CxOで考えると何なの?
 ”今の”自分がCxOになるとしたら、xって何が入る?という話。聞かれてみると結構すらりとは答えられない。Sを入れられるほどStrategyって自分の強みだっけ?Mを入れられるほどMarketingって…Fが入るほどFinanceって…Oが入るほど…、不思議とEはあまり考えなかった。これを考えると、CxOレベルに当てはまるレベルまで自分の強みが何なのか普段意識して動いてるかということ、また自分が何を自分の専門にしたいのかということに意識を向けられる。
 中長期的にどうありたいかって言うのを考えるのも大事だけど、今前の前にあるたくさんのチャンスを自分でどう生かしていくのか、自分の何をどうやって磨いていくのか考えながら生きていくことも大切。
●経営者になって変わったのは”ばか”をやれるようになったこと。
 Yさんが今年一年を通して変わったことは何か、という話になったときの答え。”ばか”やれるようになったかな、と。それまでは投資家との会話にしてもその他の会話にしても、どこかで必要以上に胸を張るというか、自分のVision、Missionそして戦略や戦術というものを”キレイ”に見せること、そしてそれができる自分であることをメッセージしようとしていたところがあったのだけど、この一年でそいういうのがなくなったと。事実わからないものはわからない、ただやりたいことはある。だとしたらそれをうまく考えられる人、うまく形にできる人の力が必要だって言うのは自明だし、そこは素直に聞けばいいんだと。
 DeNAの南波さんが似たことを言っていたのを思い出した。Consulをやっていたころは自分が”ばか”だなんて言うことは表に出せなかった。むしろそれは隠すべきことだった。でもベンチャーを立ち上げてからは、素直に”ばか”なんですってカイミングアウトできるようになった、と。徹底して磨かれたロジックや動かない膨大なFactなんかよりも、わからないけどやりたい、力を貸してほしいっていう不器用だけど確固たる意志の方がよっぽど人を動かすことができる。無理してかしこぶる必要なんてないと。
後はプライベートの話は具体的なベンチャーの支援の話。僕らのように何らかの組織に属して、そこで守られてビジネスをしている人間とはまったく違う、自分のMissionを果たすためにリスクも全部背負って日々戦っている方に自分が何ができるか。改めて考え直した。

伝えたいメッセージ

最近はひょんなことから色々な人にInterviewする機会に恵まれている。何かしら秀でた方、優秀な方に時間をとっていただいて、色々と話を聞かせてもらう。話の内容も刺激に満ちているし、自分として素直にディスカッションができるし、結果として何らかの”つながり”も生まれたりするわけで本当に嬉しい機会だ。Prj workの合間を縫ってスケジュールを調整したり、Interviewの内容を記事に仕上げたりするのには、そもそもの準備の段階から色々と時間をかけるのだけど、それでもやはり楽しかったら何とかしてしまう。時間もつくれている。
そんな中、先週は特に大事なInterviewがあった。そしてその大事なInterviewに限って、諸般の事情から、そのインタビュー記事を読むオーディエンス、彼らが望ンでいるメッセージ、本人が伝えたいメッセージ(仮説)等々、定義の不十分な状態で臨んだ。ただ、個人的にも非常に興味のある方だったし、めったに無い機会なので、なんていうんだろう。デジタル録音機?のようなものを持ってInterviewに臨んだ。
Interviewはとても楽しかった。その人の志の高さ、迫力ある話に1時間のところを1.5時間ほどにわたって浸ることができた。質問は自然に生まれてきたし、そもそも質問する必要が無いほど詳細に、そして具体的に話て下さった。1.5時間後、同席した他のメンバーもほっと胸をなでおろした。
そこから時間を見て記事を仕上げていくのだけど、そこで事件は起こった。ベタといえばベタなのだけど、例のデジタル録音機?が機能していなかったのだ。傾聴に集中していたため議事はとっていない。残っているのは横でサポートしてくれたメンバーのキーワードレベルのメモ書きのみ(本当にキーワードしか書いてなかった(^^;))。それと記憶だけが頼りの状態に陥った。
勿論焦った。これどうしよう、と。ただ、絶対にやりたくなかったのは、相手が口にした”言葉”を思い出そうとすることに囚われて、その裏にある本当に伝えたいメッセージを見逃してしまうことだった。(普段の仕事でもいえることだと思うのだけど、目的を見ないで目先のことにだけ囚われてつくられアウトプットというのは本当にひどい。)だから、キーワードを参考に、まず一通り頭の中にある言葉をアウトプットして、そこからは彼が言いたかったことは何かを明確にすることに集中した。彼はこんなことを伝えたかったのではないか、あんなことを伝えたかったのではないか。そうしたメッセージに対する仮説が、彼の言葉を芋づる式に引っ張り出してくれた。そして不思議と彼のメッセージをはずしている気は全くしなかった。自分が(勝手に)彼に共鳴していたからだろうか。最終的には、なぜかどこかで”彼のメッセージはこれだ”と自信を持っている自分がいた。
Reviewしてもらうために、記事のdraftを送る。
返事が帰ってきた。
”ざっと見たけどすごく良くできてる。驚いた。雑誌の取材でもほとんどが書き直しをお願いしているのだけど、本当に驚いた。もうちょっと細かく見たいから少し待って下さい。”
と。勿論まだ手直しする部分はあると自覚してるのだけど、何か相手を、普段よりも深く理解することができていた気がしてそれが嬉しかった。後日、”仕事、間違えてないよね?”と冗談半分でいわれたのだけど、あくまで自分はConsultantでいきたい。
…Consultantの適性は無い、ということ?もしかして…(^^;)
自分でも直した方が良いと思ってはいるのだけど、キモチによってPerformanceが大きく振れてしまう。今回のようにできることもあればその逆もあり…まだまだ甘いと思いつつもおそらく人間誰しもそういうものだとも思う。キモチをおさえて一定のPerformanceを、なんて人間らしくないことを考えず、自分をうまくのせていくための方法を考えていきたい。なにかとひねくれてるけど。