サン・パウロでのクラスが始まり仲間と再会した、サッカーも観てきた

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この月曜日から3週間程ブラジルに滞在する。サン・パウロを拠点にして。2週間のintensive moduleで以下の4つのクラスを履修した後、1週間のVacationを使ってレンソイスイグアスの滝を周る予定だ。

  • Doing Business in Brazil and overview of Latin America
  • Corporate Finance in Emerging Markets
  • Marketing in Latin America
  • Cross-Cultural Management

そして、10数名と少数ながら、夏休みをバラバラに過ごしていた仲間と久しぶりに再会する。それぞれがそれぞれの経験をしてまたクラスへ帰ってきている。心なしか、夏休み前に比べるとみな肌ツヤ良く、少し体格が良くなっていて、話していてもゆとりが感じられる。周りが実際にそうだからなのか、周りのそういった点に気づける余裕が今の自分にあるからなのか。

今回は何となく大丈夫と思っていた時差ボケはやはりあって、微妙な気だるさと眠気を抱えながらだが、能く学び能く遊んでいきたいと思う。

 

日曜日の早朝にサン・パウロのついたのだが、ホテルに早めにチェックインして仮眠をとった後に、同じタイミングで現地入りした同級生とサッカーを観てきた。サン・パウロFCと、フルミネンセFC(リオデジャネイロのチーム)の試合だった。

どんな選手がいるのか、そもそもどの程度の実力を持ったチームなのか、一切の事前知識なしに観に行った。ルイス・ファビアーノという選手が圧倒的に有名だったと感じた。

サポーターの熱狂ぶりはバルセロナに勝るとも劣らないものがあった。タテをもって両チームサポーター席の間に入る警備員の数を見ていると、こちらのほうが熱狂的なのかもしれない。プレイを見ていると、素人目には欧州でみたサッカー(バルセロナ、レアルマドリード、バイエルン)の方が、次の点で洗練されているように感じた。

  • 動きにムダがない
  • パスの精度が高い
  • スペースの使い方がうまい

欧州で見たサッカーには動きにムダがなかったように感じた(こちらで見たサッカーにはムダを感じた)それは、トラップのうまさであったり、そこから初動にうつるスピードのはやさであったりが主なところ。またパスの精度が高かったように感じられた(こちらで見たサッカーではパスの粗さが目立った)それは、誰もいないスペースを見つけてそこへパスを出した際に誰も取りに行かないもしくはとれないようなパスが出されることがあったり、平凡なパスミスが目立ったところから。そして欧州で見たサッカーのほうがまだスペースの使い方が広かったように感じた。確かバルセロナとバイエルンの試合ではバルセロナがスペースを広く使えていなかった印象を持った記憶があるが、こちらでは広く使えていなかったのに加えて、各選手のその中での動きにも意図を感じることができなかった。ボールを持っていないプレイヤーの動き方の巧拙の違いではないかと想像する。ボールに集まった結果守られやすくなってしまい、その中でパスをまわそうとして結果ボールを奪われてしまうということが多々あったように感じる。その間そこに集まっていないプレイヤーがスペースを上手く広げられていたようにも感じられなかった。

結果2対1でサン・パウロFCが勝っていた。2点目のシュートの鋭さや、弾かれたボールへの反応を見る限り、個人の身体能力は高いのだと思う。

それにしても、全身を使って応援し、感情を表現するサポーターの方々のすぐ隣に身をおいて、盛り上がって観戦することができた。

ということで、サン・パウロでの生活、身の安全に気をつけながら充実したものにしていきたい。

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