「1日30分」を続けなさい!

「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55
古市幸雄 (著)

なかなか動機づけられない人は、あまり勉強をしたくないのですよ!ですから、勉強しなくていいです!
勉強する気が無い人、または、する覚悟がない人は、しなくていいです。もう義務教育は終わったでしょうし。

極めてシンプルな一言から最初の勉強法の紹介に入る。ここでは動機付けの方法として、まず将来なりたい自分をイメージすることを勧めている。ここのところ個人のキャリアであり人生を考えるための参考書籍は世に溢れているが、私個人はこの、”将来の自分をイメージする”際に2つのことが重要になると考えている。
1つは、イメージを決めること
1つは、そのイメージにひきずられないこと
勝手な思い込みだが、いわゆる”普通”の人生を”普通”に感じながら生きてきた人が心の底から将来こうなりたい!というイメージをいきなり持つのは容易なことではない。何かしらそれを決定付ける強烈な経験、もしくは他人からは大したことに見えなくても、当人にとって強烈な感情なりを引き起こすような経験から自身の価値観を明確に意識し、それによって将来どうありたいかというイメージが自身に深く刻まれるからだ。深く刻まれれば刻まれる程それに重なれる可能性は高まる。
なので、まずは自分という人間が心の底から、人生かけてでもそうなりたい!というイメージが無くとも、その時点でどうなりたいのか夢を描き決めてしまうことが大切になる。それが無ければモチベーションも行動も中途半端になってしまう。
仮説が曖昧であったなら検証活動もその結果の解釈も曖昧になってしまうのと同じだ。
次に、矛盾するようだがそのイメージにひきずられないようにする。違うと気づけたならば柔軟に軌道修正することだ。一度決めたことだからという意地を貫いて自分の本心と異なる人生を歩む必要は無い。
後は上記、将来なりたい自分になるために勉強を習慣化し、効果を高めるためのTipsが書かれている。
–以下Tipsサマリ–
・とにかく習慣化する。3日坊主でも年間50回繰り返せば150日勉強できる。
・復習は1週間後、2週間後、1ヵ月後
・今の自分は過去の投資によってできあがっている。今投資しなければ将来の自分は無い
・テレビを見なければ年間2ヶ月の時間を捻出できる
・隙間時間を活用する/ながら勉強をする
・朝型生活が効率的
・集中力が途切れる前に休憩をいれるサイクルで勉強する(ex. 45分-15分サイクル)
・集中力が落ちてきたらすぐにやめる
・短期集中が必要な時は早めに着手し、徹底的に学習に集中する
・長期計画であれば、日々の勉強量は少し物足りない程度にする
・勉強は孤独だけどゴールのイメージが支えてくれる(だから明確に)
・目標は紙に書き出して目に見えるところに置く/毎日読み返す
・ゴールを細分化してスケジュールを立てる
・まず決断する。期日を含めて夢や目標を決める

サーバントリーダーシップ入門

サーバントリーダーシップ入門
金井 壽宏 (著), 池田 守男 (著)
詳細は後ほど
#理論パートを読み終えたところだがすんなり頭に入ってくる内容。自分になじみやすい考え方なのかもしれない。部分的には自分が(一部意図せず)心がけてきたことのように感じる(少々おこがましいが)。自分の未整理の部分が整理されていくようで読んでいて清々しい。
[1/17 0:09更新]
昨年プロジェクトのマネジメントに手を伸ばしてから、自分の価値、リーダーシップ、チームのパフォーマンスの最大化、モチベート、コーチング、マネジメントetc…キーワードで括ってしまうとありきたりなものになってしまう(私の意図が浅いのか語彙が貧しいのか。。)が、ずっと頭の中をぐるぐるまわっていた。どうすることが最善なのか、迷っている自覚も無い程走っていた。カーリーは自分に正直に、率直にというメッセージをくれたが、その正直になるべき自分の軸もぶれてしまうような状況であったのかもしれない。
そんな自分を年末年始に振り返りつつ本を読みあさっていてピンときたのがサーバントリーダーシップという考え方だった。理論の整理と、モデルとして資生堂の池田さんが取り上げられており、インタビューや彼の考え方がまとめられている。

われわれは、本当に信頼できる人でなければ、喜んでついていきはしない。その信頼の中身が、誠実さだったり、優しさだったり、場面によっては有能さであったりする。それでは、どういう人であれば心から信頼できるのか。それは、自分のことを本心から思ってくれる人だろう。自分に尽くしてくれる人のためになら、人は喜んでついていくのではないだろうか。
もしも、人に尽くす人のことを「サーバント」、と呼ぶとしたら、使う言葉としてはドキッとするかもしれないが、サーバントこそがよりよいリーダーになるという発想が、ここから生まれる。

サーバントになるということは、下手に出て召使いのように振舞うことではけっしてない。なんでもいいから相手に尽くすというのでもない。「ミッションの名の下に奉仕者となる」という高貴な面が、非常に重要なのだ

スピアーズによる10属性
1. 傾聴(Listening)
 大事な人たちの望むことを意図的に聞き出すことに強くかかわる。同時に自分の内なる声にも耳を傾け、自分の存在意義をその両面から考えることができる。
2. 共感(Empathy)
 傾聴するためには、相手の立場に立って、何をして欲しいかが共感的にわからなくてはならない。他の人々の気持ちを理解し、共感することができる。
3. 癒し(Healing)
 集団や組織を大変革し統合させる大きな力となるのは、人を癒すことを学習することだ。
 欠けているもの、傷ついているところを見つけ、全体性(wholeness)を探し求める。
4. 気づき(Awareness)
 一般的に意識を高めることが大事だが、とくに自分への気づき(self-awareness)がサーバント・リーダーを強化する。自分と自部門を知ること。このことは倫理観や価値観ともかかわる。
5. 説得(Persuasion)
 職位に付随する権限に依拠することなく、また、服従を強要することなく、他の人々を説得できる。
6. 概念化(Conceptualization)
 大きな夢を見る(dream great dreams)能力を育てたいと願う。日常の業務上の目標を超えて、自分の志向をストレッチして広げる。制度に対するビジョナリーな概念をもたらす。
7. 先見力、予見力(Foresight)
 概念化の力とかかわるが、いまの状況がもたらす帰結をあらかじめ見ることができなくても、それを見定めようとする。それが見えたときに、そうはっきり気づく。過去の教訓、現在の現実、将来のための決定のありそうな帰結を理解できる。
8. 執事役(Stewardship)
 執事役とは、その人に大切なものを任せて信頼できると思われるような人を指す。より大きな社会のために制度を、その人になら信託できること。
9. 人々の成長にかかわる(Commitment to the growth of people)
 人々には、働き手としての目に見える貢献を超えて、その存在そのものに内在的価値があると信じる。自分の制度のなかの一人ひとりの、そしてみんなの成長に深くコミットできる。
10. コミュニティづくり(Building Community)
 地域のコミュニティから大規模な制度に活動の母体がうつったのがここのところの人間の歴史だが、同じ制度の中で仕事をする(奉仕する)人たちの間に、コミュニティを創り出す。

経営やマネジメントにまず求められるものは、合理性であり、数字であり、科学である。しかし、それだけではうまくいかない。何事でもそうだが、「目に見えるもの」のみならず、精神や理念など数字では計れない「目に見えないもの」を尊重しなければ、著しくバランスを欠いてしまい、結果的に立ち行かなくなる。

周りに気を配り、思いやることは、お互いの立場を察し合う想像力と、相手にわかりやすく伝える表現力がなければできない。

私はこうして受付からCEOになった

私はこうして受付からCEOになった
カーリー・フィオリーナ (著)
詳細は後ほど
[1/16 23:29更新]
先日読んだ樋口さんの変人力にしてもそうだが、自分に率直に生き抜く人の言葉はなぜこうも力強く読む人の心に火をつけるのだろうか。自分に率直とはいえ独善的に自身の考え方や成長によっている節は全く無く、むしろ彼らの成長に終わりはないように感じられる。素直に尊敬し、改めて自身を謙虚に見つめなおすことができる。
この本で私がカーリーから受けとったメッセージのうち最も力強く輝いているものは”いつなんどきでも自分に正直に、率直にあれ”ということだ。
決してそうあれと彼女が本の中で語りかけているわけではない。ただ彼女がある会社の受付からキャリアをスタートして今に至るまで一貫してきた信念の1つがこれであり、その生き様であり考え方を本を通して垣間見た結果自分はこう感じるのだ。
彼女が大学時代に哲学を専攻していたことも手伝っているのだろうか。さまざまな書籍で語られるメッセージの核となる部分がちりばめられている。体系だった理論からそれらを得ることもできるのだと思うが、それ以上にこのような”生きた”言葉は力強く人の頭のみならず心を捉える。そんな気がする。

でも正しいと信じたことをしたのだから、やましいところはない。持てる力をすべて、正しいと信じたことに使った。私はたしかに、ミスを犯した。けれども何かを変えたことも、たしかだ。自分の選択にも、その結果にも、後悔していない。一度たりとも自分を偽っていないのだから。

質問をして、相手に敬意を払い、答えを注意深く聞いて学ぶ – これは、マネジメントでも効果的である。

人間はいつも選んでいる。自分がどういう人間かを選ぶことはできないけれど、どう生きるかは選べるのだ。選ぶのをやめるのは、ゆっくりと死に始めることだ

私の人生は、私のもの。

次の仕事のことを考えてはだめ。目の前の仕事にベストを尽くしなさい。誰からでも、どんなことでも、学びなさい。自分の力を出し惜しんではいけない。全力を尽くしていれば、必ず誰かがチャンスをくれる。

最も理想的な指導者は、部下から存在することさえ意識されない。部下から尊敬される指導者はこれより一段劣る。

自分の人生は自分のモノサシで測って

自分の知識や行動に自信を持つことはとても大切だ。自信がなければよい決断を下すことはできない。だが同じくらい大切なことがある。それは、自分は何を知らないか、自分には何ができないか、現実的に評価することだ。それをしないと、自信は自信過剰になる。

上手に交渉を進めるには、相手を知ること、相手に敬意を払うことが欠かせない。相手が大切にすることを自分も大切にし、時間をかけて信頼を得る。ビジネスの世界では、人は信頼と尊敬で結ばれている。信頼と尊敬だけが交渉を成功させ、対立する人間同士を結びつける役割を果たせるのである。

リーダーは、社長であれCEOであれ、部下に、「変われ」と命令することはできないのだ。リーダーの言葉を聞く。行動を見る。そして、応えるかどうかを選ぶのは部下自身である。

リーダーの資質は3つあるというのが私の持論である。第一は、人格。率直で勇気があること。第二は、能力。自分の強みを知り、それを生かせること。足りないところを知り、他人に任せたり、学習したりできること。第三は、協調性である。いつ助けが必要かを見越して手を差しのべること。広い人脈を持ち、進んで情報の共有ができること。

いちばん危険なのは逃げ出すことなのだ。大事なのは、目標に向かって進み続けることである。失敗したら立ち上がって前を向かなければならない。

事実を見る。事実を話す。事実に基づいて行動する。本当のことを話すのが、相手に敬意を示すことだと思う。

#タイトル、デザインともに原著の方が良いと思う。
Tough Choices: A Memoir
特にタイトルは、原著の方が著者が貫いてきた信念を強く・シンプルに訴えている。なんで最近ありがちな、つまらないタイトルにしてしまったのだろう。もったいなく感じてしまう。

変人力

変人力―人と組織を動かす次世代型リーダーの条件
樋口 泰行 (著)
以前、「愚直」論を読み感銘を受けた樋口さんがダイエー再生~マイクロソフトへ遷るまでの経験・気づきを振り返られた一冊。
年末年始に読んでいる本の中で一番読み終えるのに時間がかかった(今のところ)。
本の中で樋口さん本人が言われているように、言葉の1つ1つ樋口さんオリジナルの言葉であり、熱い意志が込められていると感じられた。
去年自分の中で、読んでよかったこの手の本No.1に輝いた「会社は頭から腐る(冨山 和彦 (著) )」と少なからず同じ雰囲気を感じさせるのは、共にオリジナルの言葉+熱い意志からなっている本だからだろう。視点の高低、客観性の強弱等が違うと感じたが、企業再生に関わる立場の違いと、個々の価値観の違いからだろう。
企業再生・変革に必要な資質を、「現場力」、「戦略力」、「変人力」の3つとして書かれている。

顧客志向での現場の自律的な思考・行動を促す現場力
短期的な思考ではなく長期的な目標達成のための一連の行動とその優先順位を特定する戦略力
キレイごとだけでは決して済まされない、企業の従来の価値観や文化を壊すところから始まることもある変革を、自分の軸と熱い意志によって周囲を巻き込み行動を貫徹し、会社に新たなDNAを埋め込む変人力

一部外部リソース(コンサル・投資ファンド・監査事務所等)との関わり方に触れているところもあるし、本全体を通じて自分がいかにしてクライアントと関わるべきなのかを改めて考えさせてもらえた。
ひとつひとつの経験を大切にしていきたい。
戦略力と変人力について特に印象深い言葉を以下に抜粋する。

精緻で流麗な戦略を描こうとするよりも、急がば回れで、組織の「人間力」を大事にした泥臭い戦略の方が実現の可能性は高い。
戦略力とは、その人がプレッシャーを伴ったダイナミックな環境でどれだけ経験を積んだかによって決まる。
戦略というものを真剣に考えざるを得ない状況に身を置いているかどうかで、勉強意欲から吸収度合いまで、まったく異なってくる。
どんな立場にいようとも「他人事」ではなく「我が事」として捉える習慣をつけることである。
謙虚になれば、誰からでも多くを学べるものだ。

改革を導くリーダーには「ぶれない軸」が欠かせない。単にぶれないだけでなく、物事の真実を見きわめる目、非常に遠くを見通す目を持っていることが大切だ。短期的な視点で考えると間違っているように見えるかも知れないが、長期的な視点で考えたり、後から振り返ってみると、「結局は正しかった」と思われるような判断をリアルタイムで下せるかどうか。その明暗をわけるのが、リーダーの備えている軸の制度にかかっているのえはないだろうか。
改革を導くには猛烈な馬力が不可欠となる。社内の論理を打ち壊し、固定観念を打ち破り、正しいことは正しいと叫び続ける。鬼の手で大鉈を振るいながら、仏の心で社員のマインドを変えていく。そして、次々と降りかかる課題を、なりふり構わぬ姿勢で解決していく。そこまでして初めて、人と組織は変わり始めるものである。

効率が10倍アップする新・知的生産術

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
勝間 和代 (著)
続けて読んでいるのでだんだんと勝間さんが書かれている内容と本の区切りが曖昧になっています。が、この本でまず面白いのは勝間さんが普段知的生産性を高めるために使っているツールが実際の写真と共に使われていることです。これによって2つの効果があります。
1つは、実際に何をどう使っているのかが見えるので参考にしやすい(真似して購入することもできる)
1つは、実際の勝間さん像が具体的に描けるようになるので本を通じた著者との対話がしやすくなる
本に書いてある内容とリンクする前提が必要だと思いますが、こうして著者像をイメージしながら読み進められることは嬉しいですね。理解度・納得感が上がるような気がしますし、逆に自分流でいいんだなと自分のやり方を改めて発見し裏付けることができます。
そしてこの本から学んだことは、本質からはそれますが、「空・雨・傘」の話です。

空は事実。空を見上げた時に目に映る空は事実です。雲が出てきたら「曇り始めた」という事実になります。
雨は解釈。曇り始めた空をみて、自分が「雨が降りそうだ」と解釈するわけです。
傘は解釈を受けた行動。「雨が降りそうだ」と解釈したことに従って「傘を持っていこう」という行動に結びつくわけです。

これら、空・雨・傘のどの部分の情報を自分は得ているのか、考えているのかということを意識することが大切だということです。
このことに限らず、本に書かれている多くのことは言われてみれば特に仕事をする上で意識していることだったりするのですが、空・雨・傘の話は改めて大切さを感じました。
徐々に学習に対する飢えが自分の中に芽生えてくることを感じます。そりゃそうですよね、学習の仕方や生産性を高める本ばかりを読んでいて、肝心の中身のインプットをしていない/中身を意図していないのですから。
面白いものですね(^^)