2年生の送別会

金曜日は日本人の2年生の方々の送別会だった。卒業までまだいくらか時間はあるものの、これから集まれる時間は確保しづらくなることは目に見えているのでこのタイミングで。
何事にも先達はあらまほしきことなり。ということで、昨年の春に留学を決めてからというもの、2年生の方々にはお世話になり続けていた。
・どうやってVISAをとるのか
・生活のセットアップのイロハ(口座開設、携帯契約、不動産探し、NIE取得、その他生活情報)
・クラスにどのように臨むか
等々
実際に経験されている方からのアドバイスは嬉しい。それは通り一遍の話ではなくて、どんなところに落とし穴があるか、うまく行かなかった時にどうすればよいか、と言ったPracticalな話を、実際の経験談をまじえて教えていただけるからだ。
直接の接点はそれほど多くなかったとしてもたくさんお世話になっているのだ。
送別会はとても盛り上がった。学年問わず。
・1次会はこじんまりとした美味しいタパスのお店を半貸切で
・2次会はカラオケへ
・3次会?は僕のうちで
3次会あたりから一部記憶があやしい。起きたら着替えずにベッドの上で寝ていた。Wiiで盛り上がったり、皆でラーメンをつくっていた気がする。そして部屋が散らかっていることが露呈したことは明確に覚えている。普段からキレイにできたらいいのだが、それは自分には期待できないことだろうと思っている。
何はともあれ、盛り上がった会でよかった。こうして学年を超えてタテのつながりを紡いでいくことも大切なことだと思う。そうしていきたい。

最後の夜

土曜日は隣のビジネススクールであるESADEの方々とお世話になっているIESEの2nd yearの方々の食事に誘っていただいた。いくつかのイベント等で既につながっているのだけど会ってみて半年ぶりだったり今年初めてだったりすることに気づくのは2nd termがそれだけタフだったということなのだろうかとふと思ったりする。

2nd yearの方々は卒業が近づいている。ESADEは15-18ヶ月のプログラムなので、参加されていた2nd yearの方は既に卒業されていて、日曜の朝のフライトでバルセロナを後にするという。バルセロナでの、MBA生活最後の夜ということだ。IESEの2nd yearの方々は卒業を先に控えて最後の学生生活に臨んでいる。

社費で来られていて会社に戻る方、私費で来られていて新たな環境に身を投じる方、様々だ。

印象的だったのは、新たな環境に身を投じる方からしたら、卒業して元いる組織に戻るわけではないので、卒業の感慨にふける気持ちもあるが、それよりもこれから先に思いを馳せる気持ちの方が大きいと言われていたこと。なるほどと思った。きっとこれから卒業が迫るにつれて湧いてくる実感もあれば、卒業したあとに気づくこともあるのだと思うが。

僕は勿論実感は湧いていない。しかし僕にも確実に訪れる夜だ。

バルセロナ最後の夜。どういう気持ちで僕は迎えるだろうか。

IESE MBAの文化祭 – Multi Culti

土曜日に文化祭があった。Multi Cultiという名前。会場はPoble Espanyol de Barcelona。直訳するとバルセロナのスペイン村。その中の奥まったところにある大きなテントが会場だったのだがそこにつくまでの街並み?が美しかった。

IESEへは60近くの国々から学生がやってきているが、そのうち23カ国がブースを出してそこで国々のお酒であり料理でありをサーブする。またテントの中にはライブの設備を持った舞台があって各国趣向を凝らしたパフォーマンスをする。てっきり賑やかなお祭りを想像してやってきたが、実際は想像を遥かに超えるテンション。18時から24時という開催時間を考えれば想像ができたのかもしれない。最終的にはドーム内がクラブと化していた。

その後(って午前1時過ぎ頃だろうか)、多くはクラブへ流れたと聞いた。

そんなエネルギー溢れる文化祭から感じることが幾つかあったのでランダムに書いていく。

皆が自分の出身国を楽しむ

皆が自分たちの出身国のトラディッショナルな格好をして、パフォーマンスをして、心から楽しんでいたように感じた。アゼルバイジャン出身のクラスメイトがいて、確かClass of 2014でひとりだと聞いた気がしているのだが、彼はアゼルバイジャンの国旗をマントとして纏って会場で楽しんでいた。国ではなく個人による話だが、自分がもし1人でここに来ていたら僕は日本の旗をマントにしていただろうか、とふと考えた

皆踊れる

パフォーマンスの多くはダンスを含んでいた(一部プロレスを含んでいたし、キョンシーを含んでいたし、殺陣を含んでいた)。皆上手い。勿論踊れるからステージに立っているのだと思う。それにしても。会場でリズムにのっている人も自然体。とても楽しそうだった。

皆好奇心旺盛で仲間の国を愛する

飲んだことのないお酒、食べたことのない料理。友達に薦められるまま皆チャレンジする。とあるテーブルでカラのコップを渡されたと思ったら液体がちょこっと入っていて、とても強いお酒だという。飲んでみた。確かに喉とお腹が熱くなった。アルコール度数60-70%程度とのこと。名前を忘れた。

韓国出身の若者はお祭りが始まって早々ドイツ人のクラスメイトにショットを薦められて飲んでいた。それのせいなのかはわからない。数十分後会場であったら当初着ていたチマ・チョゴリ?(少し違う気もしたがその雰囲気のキレイなドレス)ではなく普通の格好でよれよれになっていた。無事だったので何より。

酔うと平和に?騒ぐ

これは若いからなのかどうなのか。酔うと(テンションが上がるとなのかもしれない)、広いスペースがあったら肩を組んでワイワイ騒いだり、冗談でソフトにタックルをしてみたり。まあ、普通の酔っぱらいと言えば酔っぱらい。普段冷静なクラスメイトが騒いでガードマンにそっけなくいなされる姿は、”ああ、こういうの学生らしいな”、と感じさせる瞬間だった。

クラスとは違う一面が見られる。能く学び能く遊ぶ

仕事と同じように考えたらわかりやすいのかもしれない。クラスはon、他はoff。クラスでは見せないような一面がたくさん見られる。それぞれ目的を持って集まっているし、MBAでの学習であり議論でありを通じて成長するために力を注ぐ。が、遊びも皆かなりのエネルギーを注いでいるんだなと感じる。人によると思うが、自分の生活のリズムであり時間配分でありを管理できていないとここまで一生懸命学び一生懸命遊ぶというのはできないだろう。

皆とってもいいやつだと思う。そして自分は日本について知らねばと思う

いいやつばかりだと思う。ぶらぶらしていたら声をかけられてFecebookにupしてきたこれまでの写真のことを覚えていて褒めてくれたり、先日のOMOTENASHI NIGHTの感動を改めて語ってくれたり、日本が大好きだ、日本人の仲間が大好きだ、尊敬する、僕は日本から学ばなければならない、と話しかけてくれたり。ポジティブで、酔もまわっているからそういう話になっているだけなのかもしれない、誰にでも何にでも同じようなことを言うのかもしれない、そのあたりは分かっていないのだけど、そうやって言われると嬉しいのと同時に、日本の良さ、学ぶべきだと言われる点について自分がもっと学び、自覚せねばならないのではないかと思わされる。

結局1時頃に会場を後にして、それから遅めの夜ご飯を軽く食べて帰った。行って良かったと思う。

隅田川花火大会

31日の夜は隅田川花火大会。今年は同僚のマンションから、おいしい料理に舌鼓を打ちながら観覧させていただきました。料理がどれもこれもおいしいものばかりで、料理>>花火となった感は否めませんが。写真はそんなに撮ろうと思っていなかったので花火の写真はほぼなく、食べ物の写真がメイン。
ありがとうございましたm(_ _)m
料理の数々花火のプログラム煮物デザートのジェラート

友達の結婚式二次会へ

今日は昼には東京へ戻り、そのまま友達の結婚式2次会へ。会場もとてもスタイリッシュだった。恵比寿は普段良くいく丸の内-銀座とはまた違うおしゃれなお店が多い。新郎は同期。プロジェクトを共にしたことはなかったが何かと接点があり、お世話になっていたのでおめでとうの気持ちもひとしお。時間にすれば短い接点なのだけど、その間に彼から教えてもらったことであり、学ばせてもらったことであり、感じ取ったことというのはたくさんあったのだ。
夫婦で今年から2年ほどロンドンに行くとのこと。
彼個人にとっても、ふたりにとっても、実り多く幸せあふれる時間になることを心から願った。
#疲れていたのか食欲がなかったので会では程々に飲みながら写真を撮り、終了後ラーメンを食べに行った。