結果にこだわれ。結果さえ出せばいいとは考えるな。

仕事で第一義にこだわるべきは結果だ。過程ではない手段でもない。結果だ。

しかし結果さえ出せばいいという考え方は違う。結果を出すことにこだわっていたら自ずと手段にも配慮をする。チームの組み方もそうリレーションの築き方もそうコミュニケーションの取り方もそう。なぜなら一人で出せる結果、他人と関係のない結果はごく限られているからだ。こだわるべき結果は個人のパフォーマンスのみに依存するものではないからだ。世の中に出したいインパクトであり、ビジョンの実現であり、それは多くの人がいて初めて成り立つものだからだ。

一方で結果さえ出せばいいという考え方は個人のパフォーマンスに閉じた考え方であることが多い。往々にしてその考え方は個人を離れたところでの結果を損なう。自分のみにこだわり自分の好きにふるまいアウトプットをだしてもそれを引き継ぐ人がいないからだ。それを喜ぶ人がいないからだ。

自分が出したい結果が大きいほど、必要なものを考え、それらを大切にしなくてはならない。そして、自分の出したい結果が大きい程、必要なもの、大切にするべきものは案外多い。自分が結果を出したシーンを思い浮かべた時にそこに他人がひとりでもいればそれだけで大切にするべきものは自分だけではなくなる。

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