どうしてタフな道を選ぶのか -明日で怒涛のIntensive Moduleを終える

進みたい道がたまたまタフだったというだけの話だが。

明日で2週間にわたったBarcelonaでのIntensive Moduleを終える。計10日間、毎日4コマのクラスに臨んだ。概算で35のケース(各20ページ程度)と同程度の量のサブリーディングがあった。加えて個人でのレポートやチームでのアサインメントもありなかなかタフであったと思う。

以前書いたとおりこの学期(5th Term)がMBA生活の最後となる。それぞれが思い思いの時間の過ごし方をする。最低限の単位数で、負荷の少ない科目のみを選択すれば多くの時間を勉強以外に割くこともできる。旅行等。

旅行もするが僕がまず優先するのは勉強だ。上限いっぱいの単位を登録した。前の学期もそうだった。

どうしてか。

必要だからだ。

卒業後の自分が納得のいくアウトプットをするためには今の自分ではまだ足りないからだ。その知識でありスキルのGAPを埋めるために必要だからだ。

それが楽に埋められればそれに越した話はないが、足りないところは土地勘であり経験の薄いところであり、それらを短期間である程度ものにしていこうとすると時間と労力を要するのだ。

卒業後に何がしたいかぼんやりしているうちは必要な物もぼんやりしていた。MBAに出願する際にEssayに書いた理想を模索する時を過ぎ、現実の卒業後の人生にリアリティを感じれば感じる程、何が必要なのかもリアリティを帯びてくる。自分が価値を出したいシーンも具体的になってくる。

そのシーンを叶えるために足りないものは、今、卒業する前に最大限満たしておく必要がある。それができる機会がMBAにはたくさんある。それらを無駄にせず活用したいと思うのだ。

ということで、睡眠時間と運動時間をまず確保し、次に勉強と食事等、残りの時間はバルセロナに、スペインに、欧州に住んでいることを満喫することにあてていきたい。

時折時間を忘れて勉強に集中することもあるけど、やはり十分な睡眠と適度な運動、十分な栄養があって初めて勉強も効率よく続けられるということで。