犬山城へ行ってきた

昨日は犬山城へ行ってきた。おそらく人生初。

天守は国宝指定さておりかつ現存する世界最古の様式とのこと。これまでに行ったことのある松本城、名古屋城、大阪城、高知城と比べると小さく感じたが、中に入り天守に上がるとその中の雰囲気と天守からの眺めはとても良かった。

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バルセロナの冬なのに冬らしくない鮮やかに青い空も好きだが、日本の冬の空も好きだ。

その後近くの神社に寄った。

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幾つかの神社を見ていると歴史が深いものもあれば浅いものもある。扱われている御守、絵馬、破魔矢をみていても新しく考えられたであろうものもある。ハート型の絵馬だったり、絵馬に見立てられたよだれかけだったり。

今伝統として扱われているものにも初めて世に出た瞬間がある。一切の伝統を持たない瞬間だ。それが長い年月を経て伝統となり今に残り、その伝統がそれを後世に残そうという動機を生む大きな理由のひとつになっている。

伝統を大切にする気持ちと同時に、新しいものの価値を自分で判断し手にしていく気持ちを忘れてはならないなと思った。伝統の有無を自覚なく価値判断の基準とし、新しいものの価値を認められなくなることは避けたいと思う次第。

と思い、”ハート型 絵馬”で検索してみたところ、ぱっと見だけで出雲大社でも取り扱われていることもわかるし製造・制作・印刷・販売を手がける企業がいくつもでてきた。

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