Japan Trek準備進行中

お寿司が食べたい。

来年の春のJapan Trekの準備を進めている。IESEでは今のところ2nd yearがJapan Trekを担当するようになっており、参加者も多くが2nd yearであり、今年もそれに倣う。2nd yearの春とは、いよいよ卒業を意識せざるを得ないタイミングであり、最後まで勉学に励みつつ、残された貴重な時間を大切な仲間といかに過ごしていこうか考える頃だ。

そのタイミングなので、Japan Trekにおいても日本の歴史・文化・産業等を存分に楽しんでもらい、楽しみを通じて理解してもらえるよう旅程にも趣向を凝らす。

日本に興味を持っている仲間は多い。先週Japan Trekの概要と参加登録プロセスのプレゼンテーションをしたが、その参加人数をからしても、普段の会話でJapan Trekに行きたいという声の数からしても、思っている以上に多い。

一方で日本は敷居が高い。欧米からは特に地理的に遠い、言葉の壁も高く知識も限定的だと思う。

結果、僕らが総出でアテンドするJapan Trekへの期待値は自然と高まるのだろう。年々出席者数も増えている。今回もおそらく前回の出席者数を上回るのではないかと見込んでいる。

プレゼンテーションを終え、明日に登録ページのオープンを控え、その後のことに関しても着々と検討を進めている。準備を通じて自分自身も日本の何がなぜ特徴なのかふと考えることもある。例えば僕はプレゼンテーションの際に名古屋(愛知)の紹介を担当した。スライド1枚で、1分程度でということで、名古屋の特徴を厳選する。何があるだろうとふと考える。

名古屋城、でも城は名古屋にしかないものではない。ではなぜ名古屋城が有名だと言えるのか。歴史を紐解く時間はない。金の鯱はどうだろうか。少し調べただけで、大阪城と伏見城にもあることがわかる。なのだけど採用。

次にトヨタ自動車、ケースで扱ったこともあるし、日本のOperational Excellenceの象徴として皆が知っている。一方でその本社が名古屋(愛知)にあるということは知られていない。これはわかりやすい特徴ではないだろうか。しかし本社がそこにあれば、そこ発祥であればその企業の特徴が地域の特徴と言えるのだろうか。と思いつつ採用。工場見学も旅程に組み込む予定があるし。

そして食。モーニング、小倉トースト、あんかけパスタ、ひつまぶし、スガキヤ、味噌カツ、味噌おでん、味噌煮込み、どれもそれがなぜ特徴なのかわからないだろう。今思えばモーニングはインパクトもありわかりやすかったかもしれない。食について結果たどり着いたのは味噌だった。味噌カツ、味噌おでん、味噌煮込み、個別にみればなぜそれが特徴なのかを海外の人が直感的にわかるのは難しい。しかしそれらを並べることで、味噌を色んなところで使うんだな、なるほどそれは名古屋だけなのだな、特徴なのだな、というのは伝わるだろうと考えた結果だった。ということで採用。

何はともあれ、笑いもとって無事終了。

Trek自体もそれに至るまでの過程も楽しみたいと思う。

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