経験ある分野に関する議論が自分の型(くせ)に気づかせてくれる

今日、GROWTHというスタートアップから大企業に至るまでの成長戦略とそのインプリメンテーションに関するクラスで自分にとても馴染みのある企業のケースを扱った。その企業がどういう軌道を描いて危機的な状況に置かれ、打破するために何をし、結果どうなったのか。更に言えばそれが今どうなっているのかまでを知ってのケーススタディは新鮮であった。ただ、大きく気づいた点がタイトルにあげたもので、

経験ある分野に関する議論が自分の型(くせ)に気づかせてくれる

というものだった。

というのも、今日の議論の中で、クラスメイトの発言なしには自身の考えを広げられなかったからだ。この領域のこのシチュエーションであればこの打ち手だという自身の思考がいかに硬直しているかを知る良い機会となった。経験は時に思考を排除し解にたどり着く速度を上げる。しかし、それはあくまで1つのオプションに過ぎず他にも幾つものオプションは当然あるということを忘れてはならない。

考える枠組みが固まっていて、それを複数自分の中にもっており、シチュエーションに応じて選べるのであればまだ良い。そういった考えるための道具ではなく、考えた結果でてくるべき打ち手が固まっているのはよろしくない。

知識の量ではなく、頭の使い方でもっと価値を出していきたいところ。

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