ホワイトボード、ストラクチャーブーム

ホワイトボードに自分の意見を構造化して話をするというのがチームの中で流行りだした。嬉しいことだ。ミーティングのゴールが設定されていなかったり、絵やツリーを描いてもSo whatがなかったりするし、その絵の中で縦と横の空間の意味づけがなかったりオブジェクトの形や矢印の意味合いがバラバラだったりするが、それでも見ていて微笑ましいし楽しい。
面白いもので、こうして議論をし始めるとチェアする人がその前にするべきことを自覚しはじめる。構造が必要だ、メッセージが必要だ、そのために少し下調べをしておきたい、そうしないと議論の土台がつくれない等。
プロジェクトのワークスタイルに従えば、プロジェクトの目的があって、期間があって、出すべきアウトプットがあって、そのアウトプットに必要な構造があって、その構造の中身をつくるタスクがあって、途中段階の結果に応じて以降の方針を決定するマイルストーンがあって、タスクを実行する中で必要なコミュニケーションの頻度とアウトプットとマイルストーンに従った各コミュニケーションのアジェンダ(ミーティングプラン)がある。
それに倣うことが目的ではない。皆で試行錯誤しながら前に進んでいきたい。その過程でこれまで以上にチームでありチームメンバー各人でありの役に立てれば嬉しい。

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