あなたのPrincipleが大切なのだ

1st TermのGradeがオープンになった。

一定数低いGradeをとると進級そして卒業ができない。そして仕組み上常に一定の%の学生に低いGradeは割り当てられる。日々のケースディスカッションもさることながら、中間試験、期末試験、そして各種アサインメントの全てにおいてそれなりのプレッシャーを抱えながら全員が切磋琢磨している。

期待通りのものもあればそれより上、下のものもある。

成績が良かったら嬉しい。悪かったら残念。この感覚は昔小中高大学生だった頃と比べて小さくなっているものの、自分の心のどこかにある。自分が投入したリソースへのリターンの1つに変わりはないし、教授であり周りの仲間にからの承認を求める欲求があるのだろうと思う。あるクラスがAだった、Cだった、というその成績のアルファベットのみを見れば、それらが自分の将来に及ぼす影響はとても小さいと考えられるのに。

成績よりも気にするべきは、自分がそのクラスに臨むに際して持っていたPrincipleを貫き、自分がそのクラスに期待する以上のリターンを得られているかだ。クラス前と後の自分に生まれた差の大きさとその質、それを生み出すプロセスにおける自分の振る舞いだ。成績は差を試験という定規ではかり、並べて、上から順に規定された量のアルファベットを振りつけたものに過ぎない。(言うまでもなく優秀な人は成績も卓抜しているが)

各人にとってのMBAの価値は、各人が何を望みどういう信念をもって臨んでいるかが規定する。

喜ぶ分には良いけど、憂うことなく、自分のPrincipleを再確認して、次に進めば良い。成績は学校、教授のものさしで相対的に測った結果であり、あなたのPrincipleに照らした評価と必ずしも一致しない。もしよりよいGradeが必要ならば、その時は、それをとるための方策を練り徹底して実行しきればよい。

麻婆豆腐も食べたい。