Montserratと写真と

スペイン(もしくはバルセロナ)はこの週末は今日まで4連休。昨日を使ってMontserratへ行ってきた。小高い山の上から臨める景色とそこにそびえる修道院が美しいということで是非みたいと。
バルセロナの中心から2時間程度で山の上へ。
修道院等の建物は登山列車を降りてすぐのところにあるが、山は続く。更にレールウェイで上に登り、一番高い所まで(標高は972mと高くないのルートを行く。散歩気分で来ていたのが、途中結構な傾斜になり、道はあるようでないようなところへ。もはやそれが正しいルートなのかどうかももはや定かではなかったが山頂へ(そこが山頂だったのかも怪しいが周りを見る限り歩いていけそうなところでそこより高いところは見当たらず)。
深呼吸をして、周りを見渡して、少し座って休憩して。山頂、そしてMontserratを後にした。
この一日で撮った写真は200枚程度。空、風景、街並、建築物。こっちに来てから写真を撮っていると話しかけられることが増えたと感じる。
写真とって下さいとカメラを渡されることあり、写真家の方ですかと話しかけられることあり、そこから派生して”このレンズだといい写真がとれるぞ!”とレンズを貸してくれる写真家の方がいたり、風景として見ていた人が、”お、オレをとってるのか!うまく撮ってくれよ!”と周りの仲間を集めてポーズを決めてくれることもあり。
少し振り返れば日本人でホストしたパーティ(先週の金曜日にあった)。僕は写真を撮っていたが、皆それを楽しみにしてくれる。シェアしたら喜んでくれる。
写真を趣味にするようになったのはもう5年近く前になる。その時は自分が好きな風景やものを自分の好きに撮るだけだった。それは今も変わらないが、人がいる風景を撮る、人を撮るというのは、そこから始まるコミュニケーションも含めて面白いものだなと思った次第。もともと人間観察が好きで人の表情の変化には敏感(こちらがレスポンスを変えないことも多いので鈍感という見方もある)だし、人の色々な表情を写真におさめていくというのもいいなと。