そうか。これがトレードオフだったのか。

久しぶりに読書に戻ってきて気づいた。なるほどこれが自分がこの2年間他のことを優先した結果失っていた経験なのだと。
活字に埋もれる純粋な幸せであり、著者と対話しているようなワクワク感であり、新たな気づきが自分の頭であり心を広げてくれる/深めてくれる感覚であり、読書を続ける中で点と点が繋がる瞬間を味わう歓びだったり、それを持って自分の過去を省みる時間であり。その結果自分を高める機会であり。
これからより多くの本を読み進めていけば、あの時にこの言葉に出会っていれば、という瞬間も訪れるのだろうなと思う。この2年の間に読書にこれまでどおりの時間を投じていたケースより高い確率で。
勿論そのかわりに得られたものもあるし、何より自分がそうしたくてしたわけだから後悔はないのだけど。ふと気づいた。
昨日今日読んだ数冊の中で共通して言われているのは”自分の価値観に従え”ということだ。この言葉だけなぞれば当たり前の話だが、実際に自分の価値観は何だ?と問うてみるとそれに答えるのは簡単ではない。
それであっても大切なのは、その時その時で自分がこれが自分の価値観だと思えるものに従い、軌道修正をかけ続けることなのだと思う。行動の結果も含めて、自分へのインプットが変わればアウトプットが変わる、その繰り返しがプロセス(自分の中身)を自分に教えてくれるだろう。
プロセスの中で変わるものもあれば、変わらない部分もあるはずだ。そしてその変わらないものとプロセスを変えた理由が自分の価値観なのだろう。
そう思える時点で、次の自分の行動にワクワクするし、立ち止まってしまうこと・停滞してしまうことが怖くなる。
これからもめいっぱいチャレンジしていかねばなと思う。
今目の前で怖いのは、つい本を読み続け、ブログを書き続けてしまった結果、次の予定に間に合うのかということだ。
急ご。

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