これがパートナーなんだな

先日もブログに書いた圧倒的に切れるパートナーとのプロジェクト。何か懐かしいと思ったらこうしてパートナーとのどっぷり一緒にプロジェクトに入ったのが数年前にあり、そのときの感覚と重なっているからだ。
とても楽しくて、とても苦い。
楽しいのは話が何かと早くて、また最終的には自分では辿り着けないところまで自分を引っ張りあげてくれる(必死にのぼるのだが)ところであり、苦いのはその過程で自分を至らないところがまざまざと自覚されること。彼がいてなお自分の価値をだしていくために必要な努力とプレッシャーが並大抵でないということ。
彼は思考が極めてシンプルで迷いがなく、ロジカルなのだけどロジックに依存することなく、土地勘がないところでも雰囲気ではなく極めて具体的に仮説を様々な角度からつくりあげていく。相手の話を論理的に聞くことができ、合点が行けば素直に起動修正し、その途端に相手の考えが及ばないところまで自分の考えて補完してより良いものにしたてあげてしまう。
怒るときは素直に怒るが、それでいても自分が悪いと思ったり相手が自分を納得させる理由をもっていると(ここは素直にではないかもしれないが)怒りを引っ込める。
融通無碍という言葉を僕は好きなのだが、それを体現しているようにも感じられて人間としてもとても興味深い(人間観察が好きなので)。
ここはひとつ素直に吸収して自分をすくすく育てたいと思える。

「これがパートナーなんだな」への2件のフィードバック

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    初めて知りました、融通無碍。いい言葉ですね。

  2. SECRET: 0
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    ですよね(^^)私がこの言葉を知ったのはバガボンドというマンガの中にでてきたときでした。好きなマンガであったし、シーンがシーンだっただけにとても印象深かったのです。

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