イライラの原因は自分にある

今日はちょっとイライラしていた。珍しい。普段あまりイライラすることがないので。そんな経験なのでイライラについて考えてみた。期待とレスポンスのネガティブGAPからイライラは生じる。特に他者に対しての。なぜGAPがあるのかというと、期待が間違っていたか相手のレスポンスが悪かったか。相手のレスポンスはアンコントローラブル。自分の期待が間違えていた方へ注目。
ちょっと話を戻すと。仕事に関していえば自分が他者へ期待する前には、クライアントからの期待があり、その期待を分解して自分で満たすものと自分以外で満たすものにしている。自分以外で満たそうと考えた期待に関してネガティブGAPが発生している。
全体の期待を自分含めてチームで満たせるサイズにするか、自分が満たせる期待をより大きなものにするか、他者が期待を満たせるように配慮しサポートするか、ネガティブGAPが発生した際にイライラが生じる前に他の方法を考える・実行に移すことができればいいのだという話になる。
結局のところ自分の力不足なんだなあというところへ辿り着く。普段イライラしなかったけど今回イライラしたというのは満たすべき期待が自分のキャパシティを超えていると感じたからだという話だ。自分がいきなりどんな期待にも答えられるようになることは難しい。でも最初のクライアントからの期待値を調整する部分であったり、他者への期待をキチンと伝えること、合意を形成することといったあたりは丁寧に意識にとどめておけばなんとかしていけそう(勿論キャパってモノはある。余裕無くなったら意識からとんでいくこともあるだろうけども。今回もそうだったわけだし)。
イライラをイライラのまま処理する(自分の内側でほとぼりが冷めるのを待つのも、外へ放出するのも)はあまり良いことがない気がする。内側にいつまでもくすぶっているくらいなら愚痴でも何でも発散してしまった方が良いし、その発生もとのエピソードを笑いに変えられたら大方スッキリできるけど。
前向きにはたらく何かのエネルギーにかえて行きたい。
こういうスタンスでいると、それに乗じて低いパフォーマンスのまま切り抜けようとする人もどうやらいる。そういう相手へは明確に告げる必要がある。価値が出せない、出せるようになる気がないなら去れと(今のところそういう人と一緒に仕事をしたことはないのですが)。