もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎 夏海 (著)
ドラッガーの『マネジメント』を片手に野球部を立て直して甲子園を目指すマネージャと監督、部員たちの物語。いくつかの言葉が文中でも引用し紹介されている。僕もドラッガーの書籍は好んで読んでいたのでこれらの言葉の素晴らしさは理解しているつもりでいる。
この本が良いのはそれらの言葉を読んで実際に行動へ移行することを物語を通じて擬似的に経験できるところにあると思う。
物語に入り込むまでは、どうも高校の野球部のイメージとドラッカーの言葉の結びつけ方に違和感を覚える部分があったが物語が盛り上がればそういった違和感は薄れる。抽象度を上げれば逆に野球部でのマネジメントを実際の企業組織でのマネジメントでの具体的な行動のレイヤーでどうするべきかを考える材料にできると思う。
改めてドラッガーの言葉に触れたが、何度読んでも、特にマネジメントの真摯さの重要性に触れている部分は胸に刺さる。
#1時間程度で読み終えたのだけど大半をランチの時間帯に読んだ。ところどころ目頭が少々熱くなるシーンもあった。↑のような表紙の本をお好み焼きを食べながら読んでなんとなく目を潤ませている姿は周りにどう映ったものだろうか:P

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」への2件のフィードバック

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    あるよねー。涙腺よわくなっているかも。ちなみに私は電車の中であったあるよ。

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    ikukichiさん、ありますよね(^^)そうそう。涙腺が弱くなっているのかもと今日思いました。なかなかいいことだと思えます。

    電車の中で思い出しました、私も経験ありましたそれ。

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